iPhone SE 2と新型iPad Proは2020年春に発売。新型MacBook ProもしくはMacBook Airは2020年4~6月に登場か

Apple製品の予測で右に出る者はいないーーそう言っても過言ではないほどApple製品のリーク情報に定評のあるTF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏が、Appleの新製品に関する予測情報を伝えている。

当サイトでは先に、Appleが独自に開発していると噂の新型ARヘッドセットに関する情報を伝えたが、それとは別に新型iPhone SEやiPad Pro、MacBookに関する情報も投下している。Kuo氏の予測によれば、これらの新製品は少なくとも年内に発売することはないようだ。

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iPhone SE 2

まず、多くのユーザーが注目しているiPhone SEの新型モデル (通称iPhone SE 2) についてだが、Kuo氏曰く、同新型iPhoneは2020年春に発売するとのこと。

iPhone 8をベースにした4.7インチのディスプレイを搭載したものになるとの予測で、以前の4インチのディスプレイを搭載したものにはならないようだ。この情報は先日Kuo氏が公開した投資家向けレポートでも触れられていた。

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新型iPad Pro

2019年秋に登場することが予想されていた新型iPad Proは、2020年第1四半期に投入される予定であるとのこと。

背面のカメラにToFセンサーを搭載し、光の飛行時間を計測して空間を3D認識できるとみられる。主にAR (拡張現実) のための機能になるとみられるが、現時点でもiPad ProはAR機能は利用できる。

ではなぜToFセンサーを搭載するのかというと、このセンサーが搭載されることでiPad Proはさらに精度の高い空間把握が可能になるからだ。ARゲームだけでなく、様々な現場で使われるiPadはAR関連の進歩が期待されている。

新型MacBook Pro

そして数年ぶりのメジャーアップデートが期待される新型MacBook Proについて。

Kuo氏は今回の投資家向けレポートの中で、シザー式キーボードを採用した新型 “MacBook” が2020年第2四半期に登場予定であると伝えている。

Kuo氏は “MacBook” とだけ記載しているため、これがMacBook Proを指しているのかは現時点では不明だが、もしそうだとすれば新型MacBook Proは2020年第2四半期、つまり4~6月に発売することを意味する。当初は2019年秋の発売が予想されていたが、それは間違いだったのだろうか。

ただし、やや恣意的に解釈すれば2020年第2四半期に発売するのは新型MacBook Proのことではなく、新型MacBook Airであるとも読み取れる。いまの段階では、期待されている新型MacBook Proが2019年秋に発売するという噂が潰えたわけではない。

ちなみに、これまでのバタフライ式キーボードではなくシザー式キーボードを搭載すれば、数々のバタフライキーボードの問題を解決できることが期待される。特定のキーが故障する問題、打鍵時のタイプ音などがいくらか解消できる可能性がある。

ちなみにKuo氏は以前の投資家向けレポートで、2019年にシザー式キーボードが搭載された新型MacBook Proが登場し、2020年にすべてのMacBookがシザー式キーボードを採用することを伝えていた。12インチMacBookが復活する可能性は現時点ではかなり少ないが、少なくともMacBook Airについてはシザー式キーボードを搭載した新型モデルが来年登場することになるだろう。

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