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コジプロ設立10周年記念展「BEYOND THE STRAND」10月31日開幕。『デススト』未公開資料や『OD』の赤い扉など展示

株式会社コジマプロダクションは10月16日、設立10周年を記念した展覧会「KOJIMA PRODUCTIONS 10th ANNIVERSARY EXHIBITION BEYOND THE STRAND:創造と挑戦の航路」の展示内容を発表した。会期は2026年10月31日から12月20日まで。会場は東京都港区の麻布台ヒルズギャラリーだ。

展示の目玉は、『DEATH STRANDING』の最初期プロトタイプ映像や未公開のデザイン原画、『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』の初期エンディング案など、ゲーム制作の舞台裏に迫る貴重な資料。現在開発中の新作『OD – KNOCK』に登場する赤い扉の再現展示や、コジマプロダクションのオフィスと会場をリアルタイムでつなぐディスプレイも登場する。

このほか、本展のために制作されたキャラクター立像や360度映像のインスタレーション、オリジナルグッズの販売なども実施。スタジオの過去10年間を振り返りながら、次の作品へと続く創作の軌跡をたどる。

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『DEATH STRANDING』の試作映像から『OD – KNOCK』の赤い扉まで

展示エリアは、小島秀夫監督の創作の原点から『DEATH STRANDING』の誕生までを紹介する「FIRST PHASE」、続編『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』の制作過程を追う「SECOND PHASE」、開発中の『OD – KNOCK』を通じて今後の創作を紹介する「THIRD PHASE」の3つで構成する。

FIRST PHASEでは、小島監督が高校生時代に安部公房の小説「なわ」を題材に執筆した感想文を初展示。さらに、『DEATH STRANDING』の構想を具体化する過程で制作された最初期のプロトタイプ映像も初公開する。コジマプロダクションの設立当時のエピソードや社内の様子とともに、スタジオ初作品が生まれるまでの歩みを紹介する。

『DEATH STRANDING』の制作資料も充実。アートディレクターの新川洋司氏が手がけたデザイン原画の現物や、小島監督の直筆修正が入った資料、トレーラー制作に使用された小道具など、普段は目にする機会の少ない品々が並ぶ。

ゲームデザイン、アート、映像、サウンドなど、さまざまな分野のクリエイターが関わるゲーム開発。その工程を、制作陣へのインタビューで明らかになったエピソードとともに紹介する。完成したゲームでは見られないアイデアやデザインの変遷から、作品が形になるまでの試行錯誤を知ることができる。

SECOND PHASEでは、『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』の開発を通じて進化した技術や制作環境に焦点を当てる。コロナ禍の制作を支えたテレプレゼンスシステム「窓」も展示する。

「窓」は、遠隔地とのコミュニケーションを支援するシステム。海外への渡航が難しかったコロナ禍、小島監督が日本から米ロサンゼルスで行われていたパフォーマンスキャプチャーの制作指示を出す際に使用したものだ。

今回は特別企画として、展示会場とコジマプロダクションのオフィスを会期中ずっと接続し、ディスプレイを通じて双方の空間をリアルタイムで映し出す。小島監督やスタジオのクリエイターと画面越しに交流できる機会が生まれるかもしれない。

同エリアでは、『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』の制作初期に検討されたエンディング案や、各国で実施したロケーションハンティングの映像も公開する。前作から進化した映像表現やゲーム内システム、開発中のエピソードなど、制作陣へのインタビューを通じて明らかになった舞台裏を紹介する。

音響制作に関する展示も用意。サウンド収録の様子を捉えた映像に加え、音と連動するハプティクス(触覚)体験も楽しめる。音を聴くだけでなく、触覚を通じて音響表現の工夫を体感できるコーナーだ。

THIRD PHASEでは、開発中の『OD – KNOCK』にまつわる展示を展開する。注目は、プロモーション映像に登場した赤い扉の再現展示。扉がノックされ、壁との隙間からカードが落ちてくる場面まで再現し、作品の世界に入り込んだような体験を提供する。撮影に使用された小道具も初公開する。

大型展示も見逃せない。『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』のマゼランマン、アニメ映画プロジェクト『DEATH STRANDING MOSQUITO(Working Title)』、『OD – KNOCK』に関連する3体のキャラクター立像を、本展のために制作して初公開する。

会場中央には、直径6mの巨大スクリーンを使った360度映像インスタレーションを設置し、『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』の映像を空間全体に投影する。入口には、設立10周年を記念した実物大の「10周年ルーデンス」も登場。コジマプロダクションのオフィスを訪れたような雰囲気で記念撮影を楽しめる。

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オリジナルグッズやコラボメニューも。新川洋司氏の初個展を同時開催

会場内の特設ショップでは、展覧会オリジナルグッズを販売する。

ラインナップには、『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』の設定画を使用したアクリルジオラマや、ゲーム内のデザインをモチーフにした3Dシール、ヒッグスのギターストラップをイメージしたスーツケースバンドなどが並ぶ。BBPODクリアミニポーチや描き下ろしビジュアルのクリアファイル、配送荷物をイメージした会場限定ショッパーも用意する。

主なグッズの価格は以下のとおり。

  • DEATH STRANDING 2 コンセプトアート アクリルジオラマ(サム・ヒッグス・レッドサムライ・トゥモロウ):各1,980円
  • GHOST MECH スーツケースバンド:2,420円
  • DEATH STRANDING 3Dシール:1,100円
  • ルーデンス クリアカード:1枚440円、全10種セット4,400円

ルーデンスのさまざまなビジュアルを使ったクリアカードは、全10種のランダム販売とコンプリートセットを用意。追加グッズの情報も、後日公式サイトで公開する。

会期中は、麻布台ヒルズ内の飲食店や商業店舗とのコラボレーションも実施する。

麻布台ヒルズギャラリーカフェでは、『DEATH STRANDING』シリーズに登場するバースデーケーキや、作中のPizza ATAMIをモチーフにしたメニュー、特製ラテなどを提供。対象メニューの注文者にはオリジナルコースターをプレゼントする。特典は数量限定で、なくなり次第終了となる場合がある。なお、ラズベリーケーキは数量限定で販売する。

主なメニューと価格は以下のとおり。

  • シーフード・ピザ By Pizza ATAMI:2,420円
  • あの日のラズベリーケーキ:1,480円
  • 「BEYOND THE STRAND」ラテ(小島監督・アヒルーデンス):990円

麻布台ヒルズ内のほかの店舗でもコラボメニューを展開。「ソドゥン フロッグ」では「ROOTS OF THE FUTURE produced by YOSHIMITSU KOJIMA」を2,000円で販売する。「スローページ(大垣書店内)」では、アルコール入りの「タイムフォール・リバース」を1,200円、ノンアルコール版を1,000円で提供する。

「パーラー矢澤」では、コラボ弁当「YAZAWA MEAT PREMIUM CARGO」を6,800円で販売。事前予約制で、公式オンラインサイト、ヒルズモバイルオーダー、パーラー矢澤 麻布台ヒルズ店の店頭で予約を受け付ける。予約方法などの詳細は後日発表予定だ。

さらに、10月31日から11月3日までのプレビューデー期間中には、大垣書店 麻布台ヒルズ店で新川洋司氏初の個展「YOJI SHINKAWA Personal Works」を開催する。

展示するのは、2016年から2026年にかけて新川氏がプライベートで制作したオリジナル作品。筆やグラファイト鉛筆、ポスターカラーなどを使って描かれたモノトーン作品を通じて、ゲームのアートワークとは異なる創作活動を紹介する。

会場は麻布台ヒルズ タワープラザ4階のDEN Library。営業時間は11時から19時までで、最終入館は18時45分。入場料は無料だ。参加方法などの詳細は、展覧会の公式SNSで案内する。

展覧会公式Xでは、10月20日までフォロー&リポストキャンペーンを実施中。公式アカウントをフォローし、対象の投稿をリポストした人の中から抽選で5組10名を、10月30日に開催する関係者内覧会へ招待する。

▼ 開催概要

  • 展覧会名: KOJIMA PRODUCTIONS 10th ANNIVERSARY EXHIBITION BEYOND THE STRAND:創造と挑戦の航路
  • 会期: 2026年10月31日(土)~12月20日(日)
  • 会場: 麻布台ヒルズギャラリー(東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MBF)
  • 主催: BEYOND THE STRAND 製作委員会
  • 協賛: 三菱UFJニコス株式会社、Republic of Gamers、株式会社レッグス、株式会社ローソンエンタテインメント
  • 協力: ソニーマーケティング株式会社、MUSVI株式会社

開館時間は月曜から金曜までが12時~20時、土曜・日曜・祝日が10時~20時。最終入館はいずれも19時30分。12月16日は17時閉館で、最終入館は16時30分となる。会期中は無休の予定だ。

10月31日から11月3日までの4日間はプレビューデーとなり、専用チケットが必要。料金は限定復刻グッズ付きが18,000円、トートバッグ付きが5,000円だ。

通常の前売券は2,600円、当日券は2,800円。ローソンチケットでは、オリジナルグッズ付き前売券として直筆サイン入り複製原画付きとセイコーコラボウオッチ付きも販売する。価格はいずれも57,600円で、各300点限定となる。チケットはローソンチケット、Klook、Trip.comで販売中だ。

関連リンク

(画像提供:コジマプロダクション)