12月22日、ケンタッキーフライドチキン (KFC) は今年6月にティザー発表した同社初のゲームハード 「KFConsole」 を正式発表した。ほとんどのユーザーが同ハードはジョークの類で実際に販売されるとは思っていなかったと思うが、なんとジョークではなかった。
The console wars are .
Introducing the KFConsole. #PowerYourHunger pic.twitter.com/k7AM6g61Ip
— KFC Gaming (@kfcgaming) December 22, 2020
KFC初のゲームハード 「KFConsole」 が正式発表
「KFConsole」 は、KFCが発表した次世代ゲームコンソール。台湾のPCパーツメーカーであるCooler Masterと連携して開発されたミニPCで、専用のゲームが発売するわけではないものの、クロック周波数11GHzのZinger製プロセッサ、NUC 9対応のGeForce RTXシリーズが内蔵されていて、4K/240fpsの映像出力に対応、レイトレーシングやVRにも対応する。当初は4K/120fpsとされていた。
さらにクロスプラットフォームにも対応しており、他コンソールと一緒にオンラインプレイに興じることができる。ストレージ容量は2TBで、大量のゲームをインストールすることができる。
「KFConsole」 の最大の特徴は性能よりも、その見た目と独自機能。デザインはKFCのチキンを10個頼むと貰えるバーレルと呼ばれるバケツに似ている。
また、驚愕の独自機能としてチキンを焼いたり温めたりできるチキンチャンバーが用意されている。ゲームプレイ中にお腹が空いたらアツアツのチキンをすぐに頬張れる…まさにゲーマー御用達とも言える夢(?)のようなコンソール。
チキンチャンバーは専用の加熱機械が搭載されているわけではなく、PCの排熱で温める方式。「KFConsole」 には特別な冷却システムが搭載される予定で、チキンを温めながらPCハードの中の温度を十分に冷やすことができるという。一体、何に本気を出しているのだろうか。
同コンソールのより詳細な情報は来月発表予定。価格や発売日については不明だが、販売方法など詳細が明かされることになるだろう。