本日、Appleは2016年の第2四半期(2016年1~3月期)の決算内容を発表した。前回の決算発表結果では、iPhoneの売り上げがほぼ横ばいの結果になっていたが、今回はどうだったのか詳細をお伝えする!
2016年度第2四半期(2016年1月~3月)の決算内容
総売上高 / 総利益
売上高:505億5,700万ドル(13%減)
総利益:105億1,600万ドル(22%減)
各製品の売上高 / 販売台数
iPhone:328億5,700万ドル(18%減) / 5,119万3,000台(16%減)
iPad:44億1,300万ドル(19%減) / 1,025万1,000台(19%減)
Mac:51億0,700万ドル(9%減) / 403万4,000台(12%減)
Service:59億9,100万ドル(20%増)
その他:21億8,900万ドル(30%増)
地域別の売上高
アメリカ:190億9,600万ドル(10%減)
日本:42億8,100万ドル(24%増)
ヨーロッパ:115億3,500万ドル(5%減)
中国:124億8,600万ドル(26%減)
アジア太平洋地域:31億5,900万ドル(25%減)
上の決算発表内容を見ると、前々から言われている通り、iPhoneの売り上げが大きく減少しているのがわかる。また、iPhoneだけでなくiPadやMacなどの主力部門でも売り上げ、販売台数がともに減少しており、Appleの販売戦略の見直しが必要になっている状態となってしまっている。
また、Service部門やその他部門が割と大きく実績が向上しており、これは「Apple TV」や「Apple Watch」などの製品、「Apple Music」などの売り上げが好調であるという証拠。
特に「Apple Music」に関しては、有料会員数が1,300万人を超えたようで、その好調さがうかがえる。
地域別で見てみると、アメリカやヨーロッパ、そして中国において売上高が減少しているが、意外だったのは日本での売上高が上がっているということ。
全体的に見るとかなり渋い決算発表となっていて、投資家にとってはあまり芳しくない決算内容に。今後は販売不振となった製品群の見直しや、販売戦略の見直しが必要になるだろう。
[ via Apple ]