8月30日、KDDIはSpace Exploration Technologies社 (以下、SpaceX) との新たな業務提携を発表。
KDDIが提供するモバイルネットワークと、SpaceX社による衛星コンステレーション 「Starlink」 を利用することで、スマートフォンが衛星と直接繋がり、山間部や島しょ部など従来なら圏外だったエリアでも “空が見える場所” であれば、通信することが可能になる。
提供開始は2024年を予定。当初はSMSなどのメッセージの送受信から対応を開始し、のちに音声通話やデータ通信にも対応する予定。圏外エリアでの利用だけでなく、災害などの緊急時の通信にも活用が期待できる。ちなみに、携帯電話の既存周波数帯を使用するため現在利用しているauスマートフォンのまま衛星通信が利用できる予定だ。
なお、世界各国との通信事業者とも協力することで、海外渡航時においても同サービスを利用できるようにすることを検討しているとのことだ。
(画像:KDDI)