KDDIおよび沖縄セルラーは、2022年3月31日をもって、3G携帯電話向けサービス 「CDMA 1X WIN」 の提供を終了する。
本サービスの終了にともない、2022年4月1日以降は3G携帯電話向けサービスの対応機種と、auの高音質通話サービス 「au VoLTE」 に非対応の機種、UQ mobileの 「VoLTE非対応SIMカード」 サービスが利用できなくなるため注意が必要だ。
現在、これらの機種を利用しているユーザーが022年4月1日以降も継続して利用したい場合は、5Gもしくは4G LTEのVoLTE対応機種への機種変更が必要となるが、事務手続きは無料で行えるほか、一部の対応機種に無料で交換できるサービスを提供する。
2022年3月31日までに機種変更しなかった場合、2022年4月1日に解約もしくは一時休止となるとのことで、解約に伴う契約解除料などの手数料や、2022年4月1日以降の月額利用料は発生しない。
3G携帯電話向けサービス 「CDMA 1X WIN」 は2003年11月に提供が開始された。その後、より高速に通信できる5Gや4G LTE、高音質通話が可能なau VoLTEの普及に伴い、CDMA 1X WINの利用者は減少している。KDDIは本サービスを終了することで、周波数の有効活用を行い、auやUQ mobileの携帯電話サービスをより快適に利用できる環境を整備していくとしている。