米Twitter社のCEOジャック・ドーシー氏は、CEOを辞任することを明かした。後任には、CTOのパラグ・アグラワル氏が就任するという。
Twitter CEO ジャック・ドーシー氏が辞任
ドーシー氏は米国時間29日に自らのTwitterアカウントにてCEOを辞することを発表した。後任にはパラグ・アグラワルCTOが就任することが明らかにされている。アグラワル氏も自らのTwitterアカウントにて、ドーシー氏の投稿に呼応する形でCEO就任に関してツイートした。
not sure anyone has heard but,
I resigned from Twitter pic.twitter.com/G5tUkSSxkl
— jack⚡️ (@jack) November 29, 2021
Deep gratitude for @jack and our entire team, and so much excitement for the future. Here’s the note I sent to the company. Thank you all for your trust and support 💙 https://t.co/eNatG1dqH6 pic.twitter.com/liJmTbpYs1
— Parag Agrawal (@paraga) November 29, 2021
ドーシー氏は昨年、同社株主であるエリオット・マネジメントよりCEO辞任が要求されていた。同氏がTwitter社とSquare社のふたつの上場会社のCEOを務めていることについて疑問があったからだが、最終的に辞任に至ることはなかった。
ジャック・ドーシー氏がCEOを辞めるのは今回が2度目。2007年にTwitterのCEOに就任したドーシー氏は、経営上の優先事項に関する問題をめぐり、Twitterの共同創業者であるエバン・ウィリアムズ氏と衝突。CEOの座を追われることになる。
しかし、2015年7月に前CEOであるディック・コストロ氏が辞任したことを受けてドーシー氏が再び暫定CEOとして就任。同年10月には正式なCEOとして就任していた。
パラグ・アグラワル氏が新CEOとして就任することにより、2023年までに年間収益2倍を目指すTwitter社がどのように変わっていくのかはハイテク界にとって大きな注目となるが、まだ45歳であるドーシー氏の今後にも注目が集まりそうだ。
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