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アイロボットジャパン、新社長に山田毅氏が就任

ロボット掃除機「ルンバ」で知られるiRobotの日本法人「アイロボットジャパン」が、2025年11月1日付で代表執行役員社長の交代を発表した。

約10年間トップを務めた挽野元氏に代わり、新たに副社長の山田毅(やまだ たけし)氏が代表執行役員社長に就任した。

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新社長に山田毅氏が就任。10年の節目でバトンを引き継ぐ

アイロボットジャパンは、前社長の挽野氏が就任から10年を迎えるタイミングで経営体制を刷新。挽野氏は2026年1月末までシニアエグゼクティブアドバイザーとして在籍し、後任の山田氏への業務引き継ぎを進める。

挽野氏は同社の国内ビジネス拡大を牽引し、ルンバの日本市場における地位を確立した立役者のひとりだ。発表では「これまでの貢献とリーダーシップへの感謝」とともに、さらなる成長への決意が示された。

山田氏は1977年東京生まれ。松下電器産業(現パナソニック)で「LUMIX」シリーズの営業・マーケティングに携わった後、2015年に米アイロボットへ入社。2017年には日本法人の役員としてアジア太平洋地域のマーケティングを指揮したほか、サブスクリプション型の「ロボットスマートプラン」や教育用ロボット「Root」など、新規事業の立ち上げにも深く関わってきた。2023年からは副社長として営業本部を統括し、経営の中核を担ってきた人物だ。

山田氏は今回の就任にあたり、「多大な功績を残した挽野の後任を務めるのは大きな責任を伴うが、日本の暮らしをより豊かにする製品・サービスを通じて新しいアイロボットジャパンを築いていく」とコメントしている。

(画像:iRobot)