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「iPhone XS Max (256GB)」1台の製造コストは443ドル

歴代iPhoneの中で、最も高価な端末となった「iPhone XS Max」の製造コストが明らかになった。

カナダのオンタリオ州東部オタワに本社を置くTechInsightsによると、「iPhone XS Max (256GB)」の各パーツ費用や組み立て費用などを合計した製造コストは、443ドルであることが判明したとのこと。昨年の「iPhone X (64GBモデル)」の製造コストは395.44ドルだったため、ストレージ容量に違いがあるため注意する必要があるものの、この二つのモデルの差は47.56ドル。ややコストが大きくなっていることが明らかに。

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iPhone Xに比べてややコストが大きくなった程度にとどまる

「iPhone XS Max」を製造する上で、最も高価なパーツは6.5インチの有機ELディスプレイ。この部品だけで80.50ドルかかっているという。製造コストに占める割合は約18%。参考までに「iPhone X」の有機ELディスプレイは77.27ドルだった。

ただし、画面が大幅に大きくなったにも関わらず、コストが大幅に増えていない理由は「3D Touch」機能のためのコンポーネントを一部削減しているからだという。この工夫だけで、1台あたり10ドルのコスト削減に成功しているという。

今回、TechInsightsが伝えた製造コストはあくまで市場予測で、正確な製造コストについては明らかになっていない。ただ、この製造コストが正しいと仮定するならば、Appleは1台の「iPhone XS Max」を販売するごとに、単純計算で806ドル(約88,660円)儲けていることになる。

ちなみに、米Bloombergは「iPhone XS Max」の64GBモデルと512GBモデルの製造コスト差は132ドルであると試算している。

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[ via Reuters ]