今週金曜に発売予定の 「iPhone SE(第2世代)」 には、5.5インチの大きな画面が搭載されたモデルが存在すると予想されている。その名も 「iPhone SE Plus (仮)」 。同モデルは2021年3月に発売予定と伝えられているが、この予測と異なる情報を提供する人物が現れた。TF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏だ。
Kuo氏は、iPhone SE Plusの発売時期を2021年後半と予想している。当初は2021年前半としていたが、その予測を後ろ倒しにした形だ。
iPhone SE PlusはiPhone 11の実質的後継機か
iPhone SE Plusは、iPhone 8 Plusの実質的後継機とされるモデル。iPhone SE(第2世代)がiPhone 8をベースに開発したように、iPhone SE PlusもiPhone 8 Plusをベースに開発したものになる可能性がある。
ただし、もしiPhone 8 Plusをベースに開発するのであれば5.5インチの画面とTouch ID内蔵のホームボタンを搭載するはずだが、Kuo氏によれば画面サイズは5.5インチ〜6.1インチ。しかもフルスクリーンデザインを採用したモデルである可能性もあるとのことだ。
指紋認証センサー(Touch ID)が引き続き搭載されるものの、電源ボタンにそれが搭載される見通し。もしこれらが事実であれば、iPhone 8ではなくiPhone 11の実質的後継機という見方もできるだろう。Face IDを搭載せず、Touch IDを搭載することでノッチも小型化できる見通しだ。
ちなみにMing-Chi Kuo氏のiPhone SE Plusの発売時期予測は、著名アナリストJon Prosser氏の見解と異なる。Jon Prosser氏はiPhone SE(第2世代)の名称と発売時期をドンピシャで当てた人物だが、同氏は昨日にiPhone SE Plusが2021年3月に発売する計画であることを伝えていた。今回のKuo氏の予測などを受けてJon Prosser氏が新たな予測を近々出す可能性もあるが、両者の予測が現時点では異なっていることに注意してほしい。
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[ via MacRumors ]