今年3月の発売が予想される新型iPhoneこと 「iPhone SE 2」 (iPhone 9とも) は、まもなく生産開始を迎えるようだ。台湾DigiTimesは、iPhone SE 2が最終の生産検証段階に入っているとして、生産開始時期が近いことを伝えている。
iPhone SE 2がまもなく生産開始予定へ
「iPhone SE 2 (iPhone 9) 」 は中国鄭州市にある工場で生産される予定で、現在はその生産検証段階。COVID-19(新型コロナウイルス)の影響で生産能力が低下していた同工場だが、現在は回復傾向にあり、生産に向けた動きがいよいよ本格化している模様。
ただし、COVID-19(新型コロナウイルス)の影響は依然として残っているため、当初の生産能力に戻るにはまだ時間がかかるようだ。DigiTimesによると、当初の生産能力に戻るには2020年第2四半期(4月~6月)までかかる見通しで、発売以降しばらくは供給量が限られる可能性がある。
「iPhone SE 2 (iPhone 9)」 は、「iPhone 8」 をベースに開発し、低価格であることが最大の特徴となる。ホームボタンを搭載し、Touch IDが利用可能。さらに 「A13 Bionic」 プロセッサを搭載するため、現行のiPhone 11シリーズと同じくらいの処理性能をもつとされる。価格は399ドルからで、日本では4万円台で販売されるものとみられる。
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[ via MacRumors ]