iPhoneの販売がかなり好調のようだが、この販売好調を受けてAppleはiPhoneの生産台数を増やす計画であることがわかった。
Nikkei Asiaによれば、2021年1〜6月のiPhoneの生産数を前年同期比30%増となる9,600万台に増やす見通し。サプライヤーに通達したという。
iPhoneの生産数を前年同期比30%増に
この情報はNikkei Asiaが独自で入手した情報で、事情に詳しい複数の人物からの情報であるとしている。2021年上半期の生産数が9,600万台に達する計画であることは前述のとおりだが、さらに年間生産数も前年同期比20%増となる2億3,000万台に引き上げる計画のようだ。
この数字は消費者の需要の変化によって流動的に変わる可能性があり、状況によっては下方修正される可能性もあるようだが、もし実現すれば2015年の過去最大出荷数に匹敵する規模になる可能性がある。参考までに、2018年と2019年は2年連続でiPhoneの出荷台数が減少していた。
ちなみにiPhoneの販売好調を押し上げているのは、iPhone 12 ProやiPhone 12 Pro Maxなどの上位モデル。対するiPhone 12は当初需要通りで、iPhone 12 miniについては当初予測よりも販売が奮っていない模様。
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