今春にAppleはiPhone SE/8の後継機種 「iPhone 9 (もしくはiPhone SE 2)」 を発売すると噂されているが、同モデルの価格はやはり399ドルで間違いないようだ。米メディアFast Companyは、「iPhone 9」 が3月に登場すること、そして同モデルの価格は399ドルであることを、とある情報筋からの情報として9日に報じた。
iPhone 9はiPhone 8をベースに開発
「iPhone 9」 は、iPhoneのラインナップの中で最も安い、いわゆるエントリーモデルという立ち位置の機種になると噂されている。
2016年に発売した 「iPhone SE」 もしくは2018年に発売した 「iPhone 8」 シリーズの後継機種として販売されることが予想されているが、「iPhone 8」 をベースに開発されているため、どちらかというと 「iPhone 8」 の後継機種と言えるだろう。名称についてはまだわかっていないが、これまでの情報から 「iPhone 9」 と呼ばれる可能性が高いとみられている。
「iPhone 9」 は4.7インチの画面を搭載し、引き続きホームボタンが搭載。指紋認証センサー 「Touch ID」 が搭載されることが予想されている。ただし、一部メディアの情報ではベゼルレスデザインが採用される可能性も言及されているため、現時点では確定情報はないとも言える。ちなみに今回の情報を伝えたFast Companyは、「iPhone 9」 が 「iPhone 8」 のデザインを引き続き採用することを伝えている (画面サイズが4.9インチと伝えているが、おそらく4.7インチの間違い)。
iPhone 9の価格は399ドルから
また、Fast Companyは 「iPhone 9」 の価格についても報じている。米国での販売価格は399ドルからとなる模様で、より低価格のデバイスを好むユーザーを惹きつける可能性がありそうだ。また、インドなどの新興国市場では低価格スマートフォンが人気であるため、そういった市場向けの端末として販売される可能性も。中国の販売シェアを伸ばす戦略である可能性も指摘されている。
ちなみに、もし 「iPhone 9」 が米国内で399ドルで販売された場合、日本では5万円以下で販売される可能性がある。参考情報として2016年に同じ価格(399ドル)で販売された 「iPhone SE」 は、日本では52,800円(16GBモデルが52,800円、64GBモデルが64,800円/価格はいずれも税別)からで販売された。ただし、2016年のときは為替レートなどの関係で今より少し高く価格が設定されていたため、いまはもう少し安く販売される可能性がありそうだ。
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