今春に発売することが予想されている 「iPhone 9」 もしくは 「iPhone SE 2」 。COVID-19(新型コロナウイルス感染症) の影響で発売が遅れているようだが、もしかするといよいよ今週中にも発表されることになるかもしれない。
米Apple系メディア9to5Macが現地時間30日、一部のiPhone 9向けサードパーティケースが来週5日に発売を迎えることを伝えた。
iPhone 9は今週中に発表か
以下がそのサードパーティケース。UAGから発売する保護ケースだが、パッケージを見るかぎりこのケースは4.7インチの画面を搭載したiPhone向けに開発されたものであることが予想される。
9to5Macによれば、このケースは4月5日に販売を開始するように小売店に通知しているとのことだ。通常、iPhone向けサードパーティケースは、ECサイトで販売されるものに関しては発表前からフライング気味で販売が開始される傾向にあるが、実店舗に並べられるものについては製品発表後に販売されることが多い。つまり、もしUAGの左ードパーティケースが4月5日に販売が開始されるのであれば、iPhone 9 (iPhone SE 2) の発売は4月5日よりも前、今週中に発表される可能性があるということになる。
もし今週に発表されるとしたら、iPhone 9の発表は今日(3月31日)もしくは明日(4月1日)、そして発売は今週金曜(4月4日)もしくは来週金曜(4月10日)となる可能性が高い。
「iPhone 9(iPhone SE 2)」 の生産は新型コロナウイルスの影響もあり、当初の予定よりも遅れていることが明らかになっているが、最近になってようやく工場の稼働率が改善、量産が開始されていることが判明していた。さらに著名リーカーやジャーナリストたちからも “発売時期は4月” という情報が徐々に出てくるようになってきたことから、発売時期が刻々と近づいていることがわかっていた。
「iPhone 9(iPhone SE 2)」 はiPhone 8をベースにしたエントリーモデルになる予定。
4.7インチの画面を搭載し、本体下部にはホームボタンが搭載。ホームボタンには指紋認証センサー 「Touch ID」 が内蔵されているという。ホームボタンは物理式のものではなくソリッドステートタイプで、ホームボタンを押すとTapticエンジンによって振動が得られ、ユーザーはホームボタンを押したように錯覚する従来のホームボタンの仕様をそのまま引き継ぐ形となる。
搭載プロセッサはA13 Bionicで、iPhone 11シリーズに搭載されているものと同じ。A13 Bionicは非常に性能の高いことで知られるAppleの最新プロセッサなので、ゲームやブラウザなどほとんどの作業を快適にこなすことができるだろう。
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