毎年秋に登場する新型iPhone。毎年さまざまな “進化” がユーザーたちを驚かせるているが、その進化のポイントのひとつとして注目されるのがリアカメラの性能。
Appleは毎年カメラ性能に関して何らかのアップデートを行なってきたが、向こう3年における新型モデルにおいてもカメラ性能の向上が予定されているようだ。
TF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏によると、2023年に発売するiPhoneにはペリスコープレンズが搭載されるとのことだ。
2023年のiPhoneにペリスコープレンズが搭載
まず、Kuo氏は2021年に発売するiPhoneについて情報を伝えている。2021年に発売するiPhone (=iPhone 13?) には6P(6枚)レンズが搭載されるとのこと。
さらに2022年に発売するiPhone (=iPhone 14?)のカメラは6Pレンズから7Pレンズに改良されるという。さらにユニボティデザインを採用するおかげで、フロントカメラモジュールの小型化が予定されているようだ。
そして2023年に発売するiPhone (=iPhone 15?)にはペリスコープレンズが搭載されるとのこと。これまでKuo氏は2022年に同レンズが搭載されるとしていたため、情報が正しければ計画が1年後ろ倒しにされたことになる。
ペリスコープ(潜望鏡)レンズとは、反射鏡やプリズムを使って光路を折り曲げ、薄くても高倍率なズームを可能にしたカメラレンズのこと。ボディの厚みが増えることを抑えつつ、高い光学ズーム倍率を実現できるものになる。もし同技術が搭載されれば、iPhoneの望遠性能はより強化されることになるだろう。
Appleはこれまで毎年のようにiPhoneのカメラ性能の強化を行なってきたが、今後3年間もこれまで同様にカメラ性能の向上に力を注いでいくようだ。ちなみにMing-Chi Kuo氏は2022年に発売する次期iPhoneではパンチホールデザインを採用したモデルが登場するとしている。長きに続いたノッチ型デザインのiPhoneも終焉が近づいている可能性がありそうだ。
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[ via MacRumors ]