2021年のiPhoneはついにノッチ廃止か。画面下カメラ実装で極狭ベゼルを実現の噂

2021年に発売するiPhoneは、ついにノッチを廃止するかもしれない。さらに搭載されるコネクタもLightningからUSB-Cに置き換えられる可能性があるようだ。

この情報を伝えたのはMacお宝鑑定団Blog(羅針盤)。同メディアは6月5日、Alibaba Sourcesから2021年に発売するiPhoneの3Dモックアップを入手し、その詳細を伝えている。

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iPhone(2021)はノッチ廃止&USB-Cコネクタ搭載?

Macお宝鑑定団Blog(羅針盤)によると、2021年のiPhoneは画面下にフロントカメラを搭載することによってノッチを廃止。極狭ベゼルを実現する可能性があるという。

上記画像が実際に入手したとするモックアップ。筐体サイズは今年発売する5.4インチモデルのiPhoneと同じとのことだが、画面サイズは5.5インチ。つまり筐体サイズは変えずに画面サイズが大きくなるということになる。

これは画面上部にあったノッチ(切り欠き)を廃止することで実現するものとみられる。ノッチにはFace IDを実現するためのTrueDepthカメラやマイクスピーカーなどのパーツが埋め込まれているが、これらをベゼル外に移動させたり、画面下に埋め込んでしまうことでノッチ自体を失くしてしまうことが可能だという。

モックアップにはFaceTimeカメラの位置を示すマーカーが打たれていて、ここにカメラが内蔵されるとのことだ。

ノッチを廃止することで、画面周囲のベゼル幅もより狭くなる可能性があるとのこと。フルベゼルレスのiPhoneがついに登場となるかもしれない。

背面カメラ部分には5つの点が十字に打たれている。これは複数のカメラモジュールをテストするためのモジュール接合部になっていて、現状ではカメラの最終仕様は決まっていない模様。

ちなみに、このモックアップに採用されている有線コネクタは、これまでのLightningコネクタではなくUSB-Cコネクタであったとのこと。あくまで開発のためにUSB-Cコネクタを採用している可能性があるものの、最終仕様としてUSB-Cコネクタが採用される可能性もあるとMacお宝鑑定団Blog(羅針盤)は伝えている。

iPhoneはこれまで2〜3年おきに新型デザインを採用してきている。この法則をもとに考えると、もし2020年に新デザインを採用したiPhoneが登場したら、2021年はデザインの変更が起こる可能性はやや低いと考えられてきた。

しかし今回のモックアップからAppleは1年でiPhoneのデザイン・仕様を大きく変える可能性があるということになる。ユーザーには今年iPhoneを買うべきなのか、それとも来年まで待つべきなのかとても悩ましい選択肢が生まれてしまうだろう。

ただし今回Macお宝鑑定団Blog(羅針盤)が入手したモックアップは、あくまで複数ある開発機のひとつである可能性があり、最終的な仕様は全く異なる可能性がある点に注意が必要だ。

ちなみに2021年のiPhoneについては、現地時間6月4日に台湾メディアDigiTimesバッテリー消費の少ないLTPOディスプレイが搭載される可能性を報じており、ついにPro Motionテクノロジー(高リフレッシュレート技術)が実装されたiPhoneが登場する可能性が出てきている。

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