いよいよ来年発売されるiPhoneで、「Apple Pencil」 がサポートされることになるかもしれない。Macお宝鑑定団Blog[羅針盤]が独自に入手した次期iPhoneの3Dプリントモックの側面に、iPad ProにあるようなApple Pencilを接続するための磁気コネクタが搭載されていることが確認できたとのこと。
次期iPhoneの側面には磁気コネクタ
Macお宝鑑定団Blog[羅針盤]が入手したモックアップはこちら。次期iPhoneは5.4インチ・6.1インチ・6.7インチの3モデルになるとの噂だが、モックアップの画面サイズは6.5インチといずれにも当てはまらないため、このモックアップは複数開発されているモデルのひとつなのではないかと同メディアは分析している。
モックアップ側面にはApple Pencilを接続するための磁気コネクタのようなものが搭載されている様子が確認できる。
ただし、現行のApple Pencil(第2世代)だと長すぎて接続が難しいことから、Galaxy Noteシリーズの 「Sペン」 のような細くて小さいApple Pencilが用意されるのかもしれない。もしくはApple Pencilを接続するのではなく、他の用途に使われる可能性も。
以前からiPhoneがApple Pencilをサポートするとの噂はあったが、サイズ的な問題で現行のApple PencilはiPhoneに接続するのは実質的に不可能。もし、Apple Pencilをサポートするには、そのために開発リソースを割き小型のApple Pencilを用意する必要が出てくる。その対費用効果はそこまで大きくないため現実的にはMacお宝鑑定団Blog[羅針盤]の指摘のように、「他の用途に使われる可能性」 がいまのところ高そうだ。
ただし、Appleは新型iPhoneを開発する上で複数のモデルを検討している可能性が高く、このモックアップのとおりのデザインになるかどうかは現状では不明。今回のモックアップはあくまで開発機の1つとして捉えておいたほうがよさそうだ。
ちなみに、Macお宝鑑定団Blog[羅針盤]は同モックアップのサイズを計測して詳細を分析している。
モックアップの高さはiPhone 11 Pro Maxよりも1mm高い158.0mmで、幅はiPhone 8 Plusと同じ78mm、厚さはiPhone 6 Plusと同じ7.1mmになっていたようだ。
6.7インチの画面を搭載した 「Galaxy A70」 は高さが167.6mmのため、モックアップのサイズはそれよりもだいぶ低いことから画面が収まりきらない可能性が指摘されている (次期iPhoneの画面サイズは5.4インチ・6.1インチ・6.7インチの3種類) 。ただし、筐体の縁いっぱいまで画面が広がっている場合はギリギリ収まる可能性があるとのこと。
また、右側面のボタン類をiPhone 11 Pro Maxと比較すると、サイドボタンが4分の1ほど下に下がり、SIMスロットがスロット1個分下がっていることが確認されている。左側面にあるサウンドオン・オフスイッチや音量ボタンは各ボタンサイズの2分の1ほど下に下がっているという。
さらにMacお宝鑑定団Blog[羅針盤]は次期iPhoneにはこれまでの2.5Dガラスではなく、最新iPad Proのようなフラットガラスに戻る可能性も指摘している。
これらの詳細についてはMacお宝鑑定団Blog[羅針盤]をご確認いただきたい。また、モックアップを撮影した動画も公開されているためぜひチェックを。
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