2020年発売の次期iPhoneは、いよいよノッチが廃止されることになるかもしれない。著名リーカーBen Geskin氏が、来年発売の次期iPhoneについて新たな情報を伝えている。
2020年発売のiPhoneはノッチが廃止か
現在、Appleは次期iPhoneの試作機を複数開発していることが分かっているが、そのうちのひとつがノッチが存在しないモデルで、Lightningコネクタが引き続き搭載されUSB-C化は行われないこと、さらにミュートスイッチが縦向き(現在は横向き)になることが判明したという。
さらにBen Geskin氏によると、次期iPhoneのうちいずれかはコードネームが 「D53」 であることを伝えており、搭載OSは 「iOS 14(18A311)」 であることが確認できたという。この情報を提供したのは、過去 「iOS 13」 で音量調節のUIが変更になると正確なリーク情報を伝えた人物であることから、今回の情報に関する信憑性はゼロではないと言えるだろう。
New 2020 iPhone Prototype (D53)
– Vertical Ring/Silent switch
– No notch
– Lightning connector
– SwitchBoard 18A311 (iOS 14.0) pic.twitter.com/EMZGWueDKa— Ben Geskin (@BenGeskin) December 3, 2019
ノッチが廃止されるということは、顔認証用のセンサーや内向きカメラなどはすべて画面縁(ベゼル)内に収まることを意味する。本当にすべてのコンポーネントが薄いベゼルの中に収められるのかは定かではないが、Appleは2020年以降にノッチの小型化あるいは排除したiPhoneを発売すると各方面から伝えられていることから、少なくともAppleはノッチの排除の方向で動いているとみられる。数年以内にはiPhoneからノッチがなくなることもあるかもしれない。
iPhone Xの発売以降、徐々にユーザーに受け入れられつつあるノッチ。デザインの好き嫌いが分かれるところだが、ノッチを排除することでアンチユーザーを納得させることはできるだろうか。ちなみに、今回の情報はあくまで複数の試作機のひとつの話。実際のiPhoneはこのとおりにならない可能性があることに注意が必要だ。
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