今秋の発売を予定している次期フラグシップ型iPhoneこと 「iPhone 12(仮)」 、COVID-19(新型コロナウイルス感染症) の影響で発売が例年に比べて遅くなることが予想されているが、まだAppleは2020年秋に発売することを断念したわけではないようだ。米メディアBloombergが報じた。
iPhone 12は予定通り秋に発売か
この情報を報じたBloombergによれば、次期フラグシップiPhoneの 「iPhone 12」 シリーズは、依然として2020年秋の発売が計画されているとのこと。COVID-19(新型コロナウイルス感染症) の影響でFoxconnの工場の稼働が一時ストップしていたが、最近では中国国内での感染脅威が徐々に減っていることもあり、徐々に働き手が戻ってきている。また、工場の従業員に対してボーナスの賃上げを実施したこともあり、新たな従業員の確保もできたという。
次期iPhoneの生産に必要な人員を確保できつつあることから、Appleは2020年秋に例年どおり発売することができるのかもしれない。
ただし、FoxconnはあくまでiPhoneの組み立てを行う会社のひとつにすぎず、他の部品の製造や組み立てを行なう会社が同様に生産能力を回復できているかというとそうではないのが現状。今後のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響次第で次期iPhoneの生産スケジュールにも再び影響が出てしまう可能性があることにも注意が必要だ。
次期iPhoneは5Gに対応し、プロセッサには次世代チップ 「A14」 が新たに搭載される。下位モデルと上位モデルがそれぞれ2種類ずつ用意される予定で、上位モデルにはToFセンサーが搭載、カメラのレンズ数もトリプルレンズになる予定だ。下位モデルの背面カメラは相変わらずデュアルレンズになることが予想されている。
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[ via MacRumors ]