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2020年発売のiPhoneは画面内蔵型Touch IDを搭載か iPhone 8をベースにした新型iPhone SEも登場?

これまでの噂によると今年発売するiPhoneは全部で3機種。いずれも昨年のiPhone XS/XRシリーズのデザインを踏襲し大幅なデザイン変更がない、いわゆる ”マイナーアップデートモデル” になると予想されているが、2020年のiPhoneは数年に一度の大幅なデザイン変更を伴うことが予想され、注目されている。

2020年のiPhoneは一体どんな端末になるのだろうか。英金融機関BarclaysのアナリストBlayne Curtis氏らは、次期iPhoneそして2020年に発売するiPhoneについて情報を投下している。

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次期iPhoneはやはり3眼レンズ搭載、2020年には画面内蔵型Touch IDが搭載か

今回の情報は、Blayne Curtis氏らがAppleのサプライチェーンから聞いたものを基に伝えているという。

まず2019年に発売する新型iPhoneについて。彼らによると、今年の新型iPhoneはこれまでの噂通り3機種用意されており、そのうちハイエンドモデルは2種類。

おそらくiPhone XS/XS Maxの後継機種になるとみられるが、これらの機種はいずれもトリプルレンズカメラを搭載しているとのことだ。さらに3D Touch機能は排除され、代わりにハプティックタッチに置き換えられるという。

さらにローエンドモデルとなるiPhone XRの後継機種については、デュアルレンズカメラが搭載され、RAM(メモリ)容量が4GBに増量されるとの予想だ。参考までに現行のiPhone XRのメモリ容量は3GBであるため、1GBだけメモリ容量が増えることになるようだ。ちなみに、これはTF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏も同じことを伝えていた。

これらの情報をまとめると、以下のとおり。

iPhone XS/XS Maxの後継機種
  • トリプルレンズカメラ搭載
  • 3D Touchが廃止&ハプティックタッチが搭載
iPhone XRの後継機種
  • デュアルレンズカメラが搭載
  • RAM容量が3GB→4GBに増加

そして、次は2020年に発売する2世代後のiPhoneについて。冒頭でも触れたとおり、2020年に発売するiPhoneは大幅なアップデートを含む可能性が指摘されているが、それはBlayne Curtis氏が入手した情報と一致しているようだ。

彼らの報告によると、2020年に発売するiPhoneはシリーズとして初めて5G通信に対応する。さらに、背面カメラには3Dセンシング技術が搭載される予定で、背面カメラで3D(立体)空間の認識が可能になるとみられる。

そして、Face ID反対派の方々に朗報となるのが、2020年発売のiPhoneは画面内蔵型Touch IDが搭載されるとのこと。音響指紋技術によって、ユーザーの指紋を画面に指を乗せるだけで認証できるようになるという。ちなみに、「フルスクリーンTouch ID」 と伝えられているため、画面のどこでも指紋認証ができるようになるのかもしれない。

まとめると以下のとおり。

2020年発売のiPhone

  • 5G通信に対応
  • 3Dセンシング技術が背面カメラにも搭載
  • 画面内蔵型の指紋認証機能が搭載

また、現在iPhone XS/XS Maxのみに搭載されている有機ELディスプレイを、AppleはすべてのiPhoneにもたらすことを計画していると伝えられているが、それに先駆ける形でLGが2019年のiPhoneの有機ELディスプレイを製造する可能性が指摘されている。現在はSasmungの一社独占だが、このうちの10~30%をLGが製造するのだとか。

これが本当かは不明だが、もし仮に本当なのだとすれば、AppleはSasmungとLGにディスプレイを製造させることで、両社間の競争を生み出しディスプレイのコストを抑えること、そして供給を安定させることを目的としているとみられる。

ちなみに、Blayne Curtis氏によると一部少数のサプライヤは、2020年の前半にiPhone 8をベースにした新型iPhone SEが発売するという計画に言及したとのこと。これまで新型iPhone SEの噂は出ては消えを繰り返してきたため、今回の話はあくまで噂程度に捉えておいたほうがよさそうだが、iPhoneの販売に苦戦しているAppleの現状を考えれば、iPhone 8シリーズ(4.7インチモデル)を何かしらの形で残すことは十分に考えられるだろう。

同アナリストが過去に伝えてきた情報はそこまで正確な情報は多くなかったが、今回伝えられている情報の一部は実際のサプライチェーンからもたらされたもので、すでに他のリーク者から伝えられている情報が多かったこともあり、信ぴょう性はそこそこあると考えてよさそうだ。

例年通りであれば、次期iPhoneは今年秋に発表されるとみられる。そしてその次の世代のiPhoneは2020年秋に発表される見込みだ。

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[ via MacRumors ]