Appleは今年多数の新製品を発売する計画だが、最も注目されているのはやはり毎年9月に発売されている次期フラグシップ型iPhoneだろう。
2020年のiPhoneは4つのモデルが用意されていると噂されているが、少なくともそのうちの2モデルに関してはiPad Proのような角ばったデザインになるようだ。米メディアBloombergの名物記者Mark Gurman氏が伝えた。
次期iPhoneはiPad Proのような角ばったデザインに
同氏のレポートによれば、4機種ある次期iPhoneのうち2機種は 「iPhone 11」 を置き換えるローエンドモデル。引き続きデュアルレンズカメラを搭載との予想だ。
そして残る2機種のハイエンドモデルについては最新iPad Proに搭載されたトリプルレンズカメラ+LiDARスキャナが搭載されると予想。さらに現在の湾曲したエッジではなく、iPad Proのような直角エッジのデザインを採用しているとも予想している。
エッジ(側面)に使用される素材はステンレススチールで、高級感は維持される模様。もしこの情報が本当であれば、次期iPhoneは2020年に発売した 「iPhone 5」 を彷彿とさせるものになるだろう。
また、次期iPhoneはベゼルレスデザインを引き続き採用するが、TrueDepthカメラ(Face ID用カメラ)を搭載するためのノッチについては現行モデルのものに比べて小型化される可能性があるとも指摘されている。先日、次期iPhoneのリーク画像が登場していたが、その画像にも小型化されたノッチのデザインが示されていた。
これらはTF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏が伝えていたものと重複する部分があり、実績が多い両者からの情報であることを踏まえると今回の情報は事実である可能性はかなり高いと考えられる。
HomePodの小型モデルやAirTagについての情報も
ちなみにBloomergは、HomePodの小型モデルは2020年後半に発売予定、かねてから噂されている紛失防止タグ 「AirTag」 については近く発売するとの見方を示している。HomePodの小型モデルについては既存製品と同じデザインを採用するが、大きさが半分程度になるとのことだ。
また、MacBook Pro、Apple TV、低価格iPadの新型モデル、iMacの新型モデルについても2020年内に発売する計画と伝えた。
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