来月、Appleは新型iPhoneを発表すると噂されている。有機ELディスプレイを搭載した5.8インチ/6.5インチモデルの2機種、そして6.1インチの液晶モデル。
そのうちの有機ELディスプレイモデルは、実質的な「iPhone X」の後継機種になる予定で、iPhone Xをアップグレードさせたものになると予想されている。何がどう進化するのかは特に明らかになっていないものの、TrendForceによると新たにApple Pencilをサポートする可能性があるようだ。
次期iPhoneはApple Pencilをサポートか
現状、Apple Pencilをサポートしている端末は「iPad Pro」と「iPad(第6世代)」のみ。つまり、TrendForceの言う通り、次期iPhoneがApple Pencilをサポートするならば、iPhoneシリーズとしては初めてのこととなる。
ただし、話によるとApple Pencilは「オプション」として提供されるとのこと。これが何を意味するのかは不明だが、まさかApple Pencil対応モデルが別途発売するとは思えないため、Apple Pencilがオプションとして購入できるという意味ではないだろうか。
また、TrendForceは有機ELディスプレイモデルのみがApple Pencilをサポートするとは明言はしていないため、液晶ディスプレイモデルでもサポートが行われるかどうかについては不明だ。
TrendForceは、各端末の詳細についても触れている。まずは、有機ELディスプレイ搭載モデルについて。5.8インチモデルと6.5インチモデル、どちらもRAM容量は4GBになる模様。ストレージ容量は64GB、256GB、512GBモデルが用意され、512GBモデルはiPhoneのストレージとしては過去最大容量になる。
6.5インチモデルはデュアルSIMに対応したモデルが登場するとのことだが、一部地域で限定販売となる予定で、日本は含まれない可能性が高い。
価格は5.8インチモデルが899ドルから949ドルで、昨年のiPhone Xよりは安くなる見通し。6.5インチモデルは999ドルと、iPhone Xと同じ額で販売されるとみられている。
そして、6.1インチの液晶モデルについてだが、本体デザインは有機ELディスプレイ搭載モデルとほぼ同じくFace IDが搭載される予定。デュアルSIMにも対応する。
6.1インチモデルは低価格モデルという位置付けで、世界中で販売台数が伸びると推測されている。価格は、699ドルから749ドルとの予測。
これらの新型iPhoneは、来月開催されるスペシャルイベントで発表される可能性が高い。まだイベントの開催は正式発表されていないが、例年通りであれば9月上旬か9月中旬頃に開催されるものと予想される。
[ via Ben Geskin(@VenyaGeskin1) ]