8月31日、Appleは新製品発表イベントを9月12日(日本時間13日)に開催することを予告。同イベントでは、iPhoneの2018年モデルが発表されることが確実視されているが、同イベントの開催発表と同時に、次期iPhoneの公式イメージ画像が流出してしまったようだ。
9to5Macによると、Appleは以下の画像を誤って公開してしまったとのこと。
ゴールドカラーのiPhone Xが登場、名前はiPhone XS
画像に写っているのは、大きさの異なる2種類のiPhone。昨年発売した「iPhone X」とほぼ同じデザインだが、下敷きになっている端末は「iPhone X」よりも大きいサイズになっていることが確認でき、この画像から、Appleは少なくとも大小2種類の新型iPhoneを用意していることが確実であると言える。
これらのデバイスの正体は、おそらく噂の新型iPhoneの「iPhone XS」だろう。名称に関しては、これまで確定的な情報はなかったが、同画像を見つけた9To5Macが、「名称はiPhone XS」と断定的に伝えていることから、次期iPhoneの名称を確信できる情報があったのだろう。
今年、Appleは3つのiPhoneを発表すると噂されているが、そのうちの上位2機種は5.8インチもしくは6.5インチの有機ELディスプレイを搭載したモデルで、名称はどちらも「iPhone XS」になると予想されている。
これまでAppleは、大型モデルに「Plus」という名称をつけてきたが、今年のiPhoneのラインナップは3モデル体制ということもあり、ユーザーにとって分かりやすいように上位モデルをひとつの名称で統一する可能性が指摘されてきた。つまり、「iPhone X」には5.8インチモデルと6.5インチモデルの2つが用意されるということだ。
また、新型iPhoneには新たにゴールドモデルが追加されることがわかった。画像に写った端末は、金色に輝く上品なカラーが使用されており、シルバー、スペースグレイに続く、第3のカラー「ゴールド」が新色として追加される可能性が高い。
この画像は、いかにもAppleが作りそうな美しい画像になっていることから、ほぼ間違いなく本物だろう。Appleが用意している新型iPhoneに関する情報がイベント前に流出してしまったことはやや残念だが、スペックなどの詳細はまだ分かっていないことが多いため、どんな端末になっているのか、発表イベントの開催が今から待ち遠しい。
ちなみに、Appleは2つの上位モデルの他に、6.1インチの液晶ディスプレイを搭載したモデルを用意していると噂されている。この液晶ディスプレイモデルは、有機ELディスプレイなどの高価な部品を搭載しない代わりに価格を抑えコストパフォーマンスに優れたモデルになっていることが予想される。
この低価格モデルは、iPhone Xのようなステンレス製のフレームではなく、アルミフレームを採用していると噂。そのほかにも、本体カラーが複数用意されているなど、若年層をターゲットにした端末になっていると予想されている。同モデルに関しても、まだまだ判明していることが少ないため、今後の情報に期待したいところだ。