Appleが用意している3種類の新型iPhoneのうち、最も安い価格で販売される6.1インチモデルは「積層型ロジックボード」を搭載しているようだ。
Macお宝鑑定団Blog[羅針盤]によると、Apple製品のプロトタイプモデルを収集しているMr·whiteが、6.1インチ液晶iPhoneに搭載されている部品の写真を公開しているとのこと。
6.1インチ液晶iPhoneには積層型ロジックボードが採用
Mr·whiteが公開した写真にはロジックボード(マザーボード)とみられるパーツが写っている。これは積層型ロジックボードという2つの基盤を重ねて、ロジックボードがデバイス内を占有する面積を半分以下にする技術を使ったもの。昨年発売した「iPhone X」に採用されたことで、一部で話題になっていたものだ。
一時は、6.1インチ液晶iPhoneにはコストを抑えるため同ロジックボードが搭載されないという情報があったが、今回の写真が本物であるならばその情報は間違っていた可能性がある。
ちなみに、iPhone Xではロジックボードを積層型にすることで筐体内のスペースを有効活用。空いたスペースに大型バッテリーなど他のパーツを搭載していた。
New iPhone 6.1 Inch Motherboard pic.twitter.com/fyD27mQhen
— Mr·white (@laobaiTD) 2018年9月8日
また、背面カメラのスペースを回避するための基盤スペースに関しては、iPhone Xに搭載されていたものと比べて半分の大きさになっているとのこと。これによって、搭載されるカメラはシングルレンズ(単眼)になる可能性が高いとみられる。シングルカメラが搭載されるという情報は以前からの噂通りで、上位モデルの5.8インチ/6.5インチ有機ELディスプレイモデル「iPhone XS / iPhone XS Max(仮称)」に関しては、デュアルレンズカメラが搭載される予定となっている。
これらの新型iPhoneは、今週12日(日本時間13日午前2時)に開催される新製品発表イベント「Gather round.」で披露される見通し。同イベントでは他にも、新型Apple Watchや新型iPad Proなど複数の新製品が発表されることが期待されている。
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