(image via EverythingApplePro )
Appleは今月14日に開催する新製品発表イベント 「California streaming.」 にて、新型iPhoneとして 「iPhone 13」 シリーズを発表する見通しだ。
同モデルの特徴について、著名リーカーのひとりであるMax Weinbach氏が自らのTwitterアカウント(@PineLeaks)において、iPhone 13に関する最新の情報を提供している。
iPhone 13シリーズはバッテリー容量が増加、一部モデルはバッテリー持ち改善との噂
まず、iPhone 13シリーズはバッテリー容量が先代比10%〜20%増加するとのこと。この情報については、すでに一部のリーカーやメディアが報じていたものだが、Max Weinbach氏によると、このバッテリー容量増加によりiPhone 13 miniはバッテリー持ちが1時間延びるとのこと。
ただし、iPhone 13 Proシリーズに関しては画面のリフレッシュレートが最大120Hzとなり消費電力が増えることから、バッテリー持ちに関しては無印モデルに比べて劣ってしまうようだ。
また、画面のリフレッシュレートが120HzとなるとされるiPhone 13 Proシリーズについては、万が一のバッテリー切れを防ぐ手立てとして、低電力モード時に自動で60Hzに制限する機能が備わっているとのことだ。
バッテリー容量が増えると聞くと、気になるのは本体重量の増加だが、やはりそれは避けられない模様。Max Weinbach氏は、現行モデルよりも重くなると伝えている。
そして気になる価格については、従来モデルから値上げされることはないとMax Weinbach氏は発言している。
We are not expecting a price hike across the iPhone lineup.
The overall device weight and thickness will increase, compared to last years models. This will be especially noticable on the Pro Max variant, as you’d expect.— Pine (@PineLeaks) September 7, 2021
カメラ性能
iPhone 13シリーズのカメラには、従来よりも光を多く取り込めるセンサーが採用されることになりそうだ。
Max Weinbach氏によると、すべてのカメラセンサーは少なくとも15%多く光を取り込めるようになり、超広角カメラのセンサーに至っては最大で45%多く光が取り込めるようになるとのこと。
ビデオ撮影においては、ポートレートビデオモードで 「ワープ」 と呼ばれる電子手ぶれ補正が採用される。このモードでは被写体をフレームの中央に捉え続け、不自然に外れてしまわないようにするという。
光学手ぶれ補正は引き続き搭載され、よりスムーズに動作するモードにも切り替え可能であるとのこと。
さらにナイトモードも進化予定。撮影シーンに星が存在することを認識し、それに応じて内部的に設定を調整するようになるほか、新しいアルゴリズムが構造を分析し、ナイトモードでの撮影時に影を再シャープ化して調整する。カラーサイエンスも改善されるようだ。
The OIS system also switches to a less aggressive and more “smooth” operating mode.
Night Mode now recognizes when stars are in the scene and internally adjusts itself accordingly.
A new algorithm analyzes structures, resharpens and adjusts shadows in night time shots.
— Pine (@PineLeaks) September 7, 2021
上記がMax Weinbach氏が伝えたiPhone 13シリーズの最新情報だ。
ただし、同氏は昨年のiPhone 12シリーズに関しても、同じようにイベント直前で最新情報を伝えていたが、そのほとんどが実現しなかったことを考慮すると、今回もすべての情報を鵜呑みにするのはやや危険と言えるかもしれない。あくまで参考程度に捉えておこう。
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