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iPhone 13シリーズは全モデルでLiDARスキャナを搭載か。Face IDも継続搭載する方針

今年秋に発売予定の次期新型iPhoneこと 「iPhone 13」 シリーズ。すでに昨年より様々な噂が出てきているが、台湾メディアDigiTimesの報道によると、iPhone 13シリーズは全モデルでLiDARスキャナを搭載予定だという。

iPhone 13シリーズは全モデルでLiDARスキャナを搭載か

台湾メディアDigiTimesがサプライチェーンから入手した情報によると、昨年秋に発売した 「iPhone 12」 ラインナップのプロモデル 「iPhone 12 Pro」 シリーズではじめて搭載されたLiDARスキャナは、今年の新型iPhoneすべてで搭載される可能性があるという。

LiDARとは、「Light Detection And Ranging」 の略称。光が物体に反射して戻ってくる間の時間を計測することで、その空間を高速かつ正確に把握できるセンサー。自動運転などに活用されることが多いが、スマートフォンなどに搭載することでAR体験が向上するほか、被写体との距離を正確に計測することでボケ効果と深度コントロールが進化する。さらには暗所におけるポートレート撮影が可能になるだけでなく、暗所におけるオートフォーカスにかかる時間も短縮される。iPhone 12 Proの場合は従来モデルに比べて最大6倍短縮された。

前述したようにLiDARスキャナは、iPhone 12 Proシリーズ (つまり上位モデル) のみに搭載されてきた。しかし、すべてのモデルに搭載されるということは、下位モデルに該当するiPhone 13やiPhone 13 miniにも搭載されることを意味する。おそらく望遠レンズが搭載されることはないため、上位モデルであるiPhone 13 Proシリーズとはカメラ性能で差別化が測られる可能性があるが、望遠レンズがない以外ではiPhone 12 Proシリーズと同等の性能になる可能性がある。

ちなみにサプライチェーンからの情報から、AppleはLiDARスキャナの供給について、Sonyと2023年まで契約を結んでいるとのこと。つまり、あと3モデル先までLiDARセンサーが搭載され続けることになる。

また、新型コロナの影響から、Face IDよりもTouch IDを搭載する声が大きくなっているが、iPhone 13シリーズはFace IDを継続搭載する予定であるようだ。ただし、昨年発売したiPad Air(第4世代)で電源ボタン内臓型Touch IDが搭載されたことから、Face IDとTouch IDを両立する可能性はある。電源ボタン内蔵型や画面内蔵型など様々な “次世代Touch ID” をテストしていると著名なリーカー、アナリストは指摘している。

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[ via 9to5Mac ]

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