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「iPhone 12 mini」 はiPhone 12シリーズ全体で5%しか売れていない?日本でも販売に苦戦か

iPhone 12シリーズには、5.4インチの画面を搭載した小型モデル 「iPhone 12 mini」 が存在する。発表当時は、小型モデルを待ち望む声がそれなりに多いことから、それなりに多くのユーザーがiPhone 12 miniを手にするだろうという見方が主流だったが、その予想とは裏腹に、同デバイスの販売はかなりの不調のようだ。

小型デバイスの需要減少により、iPhone 12 miniの販売が不調

調査会社Counterpointは、最新レポートの中で、米国における1月のiPhone 12 miniの販売台数が、iPhone 12シリーズ全体でわずか5%に留まったという調査結果を明らかにした (via Reuter)。

iPhone 12 miniの販売が不調な理由について、FacebookやInstagram、Tiktok、Snapchatなどさまざまな “視覚的” ソーシャルメディアを利用する機会が増えており、より大きな画面を搭載したデバイスのニーズが増えていること、これによって相対的にiPhone 12 miniのような小型デバイスの需要が減っていることが挙げられている。

また、やはり上位モデルとの性能差がつけられていることも影響しているものとみられる。iPhone 12 miniとiPhone 12 Proでは劇的にサイズが異なるわけではないことから、サイズ感よりもバッテリー持ちや画面の大きさなどの性能を重視するユーザーが多かったことが、iPhone 12 miniの販売不調の理由のひとつなのではないだろうか。

今回の調査結果はあくまでも米国内における販売台数であり、日本を含めた世界全体のものではない。しかし、日本のスマートフォン販売ランキングでも、iPhone 12シリーズの中で最も売れていないのはやはりiPhone 12 miniという結果が出ている (BCNランキング:集計期間:2021年01月25日~01月31日)。ちなみに現在、最も売れているiPhoneはiPhone SE(第2世代)、次点はRakuten Hand、iPhone 12と続く。

決して大型モデルが一番人気というわけではないようだが、小型モデルが迎合される傾向にある日本において、しかも比較的コンパクトな他製品が売れている中で、iPhone 12 miniがランキング上位にいないのは、やはりiPhone 12 mini自体に魅力を感じる人が少ないことの表れといえるのかもしれない。

もしこれをAppleが “失敗” と捉えた場合、今年もしくは来年以降にミニサイズのiPhoneを販売するだろうか。実のところAppleは再チャレンジを計画しているのかもしれないが、もしそうではなく早々にミニモデル諦めてしまった場合、5.4インチサイズのiPhoneはそのラインナップから姿を消してしまうかもしれない。

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