現行のiPhone 12シリーズは、「iPhone 12 mini」「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」 の全4ラインナップが販売されている。
このうち最も小型な 「iPhone 12 mini」 の生産が終了したと、台湾の調査会社TrendForceのアナリストが伝えた。
iPhone 12 miniが生産終了、今後は在庫販売に切り替えか
アナリストによると、iPhone 12 miniの販売台数は他3モデルに及ばず、次期モデルの投入を前に生産が終了してしまったとのこと。生産は終了したものの、まだ在庫が残っていることからこれらの販売を続ける方針であるという。
この情報が事実かどうかは不明だが、もし事実だった場合、心配なのは次期iPhoneシリーズに、”mini” モデルが登場するのか、ということ。
この点についてTrendForceアナリストは、次期モデル (iPhone 13?iPhone 12s?) にもミニモデルは存在するとしている。次期iPhoneは現行と同じ4モデル構成となり、ノッチが小さくなるなどの変化が起こると予想している。ただ、上位モデルに搭載されているLiDARセンサーがミニモデル(=iPhone 13 mini?)と無印モデル(=iPhone 13?)に搭載されることはないと予想しているようだ。
iPhone 13シリーズのミニモデルについては、著名アナリストMing-Chi Kuo氏も言及していることから、おそらく販売されることになるだろう。ただし、iPhone 12 miniの二の舞はなるべく避けるべきで、Appleとしてもなんらかの “売るための工夫” はしてくるのではないかと、筆者は想像している。小型で使いやすいミニモデル、今年はどんな端末になるのだろうか。
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[ via MacRumors ]