新たなiPhone 12のCADデータが登場。ノッチの大きさは従来どおり、LiDARセンサーは6.7インチモデルのみ搭載か

今月16日、著名リーカーJon Prosser氏はこれまでに公開された 「iPhone 12」 のモックアップや金型に関して、いずれも昨年12月段階の古いデザインのCADデータを元に作られたもので最新ではないと指摘していた。

このJon Prosser氏の指摘からわずか数日後、新たな 「iPhone 12」 のCADデータと思われる画像をEveryThingApplePro(@EveryApplePro)が公開している。最新のCADデータが流出か。

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ノッチの大きさは従来どおり、LiDARセンサーは6.7インチモデルのみに搭載?

上記がEveryThingAppleProが公開したCADデータ。現行モデルとほぼ同じサイズのノッチが搭載されていること、そして背面カメラがトリプルレンズになっていることが確認できる。

背面カメラについては、もっとも大きなiPhone 12 Pro Max(6.7インチ)のみにLiDARセンサーが搭載され、そのほかのモデルはトリプルレンズカメラのみの搭載になるようだ。

iPhone 12 Pro Maxの背面カメラは、現行のiPhone 11 Proの背面カメラと同じレンズ配置になるが、これまでマイクがあった場所にLiDARセンサーが配置され、マイクが右端に移動することになるとのこと。

また、以前公開されたCADデータにはSmart Connectorの搭載が確認できるものもあったが、これについてEveryThingAppleProはSmart Connectorではなく5G通信のミリ波アンテナであると伝えている。

EveryThingAppleProが公開したCADデータは、確かにこれまでに公開されたものとは少しデザインが異なっていることが確認できる。しかし、このCADデータが本物であるという確証を得ることはできないため、iPhone 12のデザインを確定するには今後の情報がさらに必要になりそうだ。

ちなみに、著名リーカーのBen Geskin氏はこのCADデータには “間違い” が存在することを指摘している。具体的には寸法や形状、ボタン配置などは正しいが、前面カメラと背面カメラのレイアウトについては過去のデータをそのまま使用している(=間違っている)とのこと。Jon Prosser氏もこの発言に同意している。

Ben Geskin氏曰く、7月にiPhone 12シリーズの最終データが登場するため、正確なデザインを知るにはそれを待つ必要があるとのこと。iPhone 12のデザインが確定したと考えるのはまだ時期尚早なのかもしれない。

[ via MacRumors ]

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