現在、Appleのタブレット 「iPad」 シリーズには、「iPad Pro」 「iPad Air」 「iPad」 「iPad mini」 の4つの製品がある。
このうち 「iPad Pro」 には11インチモデルと13インチモデルがあり、「iPad Air」 にも同じく11インチモデルと13インチモデルがあるため、iPadシリーズ全体には、合計で4シリーズ6機種あることになる。これだけ数が増えると、全体のラインナップはすこし複雑だ。
そこで本稿では、iPadのラインナップのスペック・仕様を比較してみた。これからiPadを購入しようと検討している方に、すこしでも参考になればと思う。
なお、iPadシリーズ全機種の違いを網羅したスペック比較表を記事下に載せておく。すぐに見たい方はこちらのリンクから飛んで見に行くことが可能だ。
各モデルの特徴を紹介
① iPad Proってどんなデバイス?
iPad Proは、iPadの全ラインナップのなかで最上位モデルに君臨するデバイスだ。名前に “プロ” を冠しているように、ビジネス用途やイラスト・動画などのクリエイティブ用途でも快適に作業できるように設計されている。
ラインナップは、11インチモデルと13インチモデルの2種類。搭載するSoCは、どちらも最新世代のSoC 「M4」 チップで、ハイエンドのノートPCと同等あるいはそれ以上の性能を実現している。Magic Keyboardと組み合わせて使うことで、2in1ノートPCのように使うこともできる。
画面は有機ELディスプレイ。リフレッシュレートは120Hz (ProMotionテクノロジー)。生体認証はFace ID。対応するApple Pencilは 「Apple Pencil Pro」 と 「Apple Pencil (USB-C)」 の2モデル。
背面に搭載されているLiDARスキャナにより、高精度な3Dスキャンができる。
② iPad Airってどんなデバイス?
iPad Airは、iPadの全ラインナップのなかでも中間的な存在として位置する。上位モデルにあたるiPad Proほどの性能はないが、M2チップの搭載により、下位モデルに搭載されているAシリーズのプロセッサよりも高い処理性能を持つ。
iPad Proほどの性能は求めないが、大画面で3Dゲームをプレイしたいなどそれなりに処理性能が求められるアプリを使う人におすすめのモデルだ。
ラインナップは11インチモデルと13インチモデルの2種類。画面は液晶で、生体認証はTouch ID。対応するApple Pencilは 「Apple Pencil Pro」 と 「Apple Pencil (USB-C)」 の2モデル。
③ iPad (第10世代)ってどんなデバイス?
iPad (第10世代)は、iPadの全ラインナップのなかでもエントリーモデルにあたる。
画面サイズはiPad Airとほとんど同じだが、一部機能が非搭載だったり、プロセッサの性能が抑えられていたりと、全体的な性能はiPadシリーズの中ではもっとも低い。ただし、価格が安く購入ハードルが低いことから、タブレットを初めて使う人や、動画再生・ブラウジングといった軽めの作業中心で使用する人におすすめのモデルだ。
画面は液晶で、生体認証はTouch ID。対応するApple Pencilは 「Apple Pencil (USB-C)」 と 「Apple Pencil (第1世代)」 の2モデル。
④ iPad miniってどんなデバイス?
iPad miniは、iPadのラインナップの中で、「コンパクトさ」 にもっとも重点を置いたモデル。
手のひらサイズでありながら、iPad (第10世代) よりも高性能なプロセッサを搭載しているため、手軽に持ち運んで使いたい人におすすめのモデル。
画面は液晶ディスプレイで、生体認証はTouch ID。対応するApple Pencilは 「Apple Pencil Pro」 と 「Apple Pencil (USB-C)」 の2モデル。
画面サイズと質
iPadは、各モデルごとに画面サイズが異なる。
最も大きな画面を搭載するのがiPad ProとiPad Airで、13インチと11インチの2ラインナップ。その次がiPad (第10世代)で10.9インチ、そして最も小さな画面を搭載するのがiPad mini (A17 Pro) で8.3インチだ。
一般的なサイズ感の画面が欲しいなら、11インチのiPad AirやiPad Pro、10.9インチのiPad (第10世代)が良いだろう。映画やドラマを見るには十分な大きさだ。
これよりも大きな画面が必要なら、13インチのiPad ProかiPad Airを選ぶべきだろう。迫力のある映像体験が楽しめるほか、より広いキャンバスで絵を描くことも可能だ。
ただし画面が大きくなるということは、端末サイズも大きくなるということ。持ち運び性を重視するなら、最大でも11インチくらいに留めておくことをオススメする。
iPad Pro | iPad Air | iPad | iPad mini | |
---|---|---|---|---|
表示方式 | 有機EL | 液晶 | 液晶 | 液晶 |
耐指紋性撥油コーティング | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
フルラミネーションディスプレイ | ◯ | ◯ | × | ◯ |
反射防止コーティング | ◯ | ◯ | × | ◯ |
広色域(P3) | ◯ | ◯ | × | ◯ |
True Tone | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ProMotion | ◯ | × | × | × |
最大輝度 | 1000ニト | 600ニト | 500ニト | 500ニト |
また、ディスプレイに関しては各モデルごとに ”画面の質” に違いがあることも考慮しておくべきだ。
最も美しいディスプレイを搭載しているのは、最上位モデルであるiPad Pro。タンデムOLEDテクノロジー (有機ELディスプレイ) を採用した 「Ultra Retina XDRディスプレイ」 により、どのモデルよりも綺麗な画面で作業できる。また、高い品質で色を扱うワークフローや、難しい光の条件下で作業するプロユーザー向けには 「Nano-textureガラス」 のオプションも提供されている。
さらに、iPad Proは 「Pro Motionテクノロジー」 の搭載により、最大120Hzの高リフレッシュレートでコンテンツを滑らかに描写できる。他モデルは60Hzの駆動に留っており、その差は一目瞭然だ。
個人的には 「Pro Motionテクノロジー」 は多くのユーザーが気になるポイントだと思っている。画面が見やすく、目にも優しくとても快適なので、予算に余裕があるならiPad Proを購入すると良いだろう。
最大輝度(明るさ)は、iPad Proが最大1,000ニト(SDR輝度)で、iPad Airが最大600ニト、それ以外のモデルは最大500ニト。写真・映像編集などクリエイティブな作業をする機会が多い方は、iPad Proが最も適しているはずだ。
また、注意していただきたいのが、iPad (第10世代)のみフルラミネーション加工や反射防止コーティング、広色域(P3)に対応していないこと。画面の質に関しては他のモデルに比べてあまり高くないため、その点は要チェックだ。
筐体サイズ・重量
iPadシリーズは、製品ごとに本体の大きさや重量が異なる。各モデルの本体サイズは以下のとおり。
モデル名 | 高さ | 幅 | 厚さ |
---|---|---|---|
13インチiPad Pro | 281.6mm | 215.5mm | 5.1mm |
11インチiPad Pro | 249.7mm | 177.5mm | 5.3mm |
13インチiPad Air | 280.6mm | 214.9mm | 6.1mm |
11インチiPad Air | 247.6mm | 178.5mm | 6.1mm |
iPad | 248.6mm | 179.5mm | 7.0mm |
iPad mini | 195.4mm | 134.8mm | 6.3mm |
ダントツで大きいのは13インチのiPad ProとiPad Airで、大きさはおよそA4ノートよりもやや小さいくらい。11インチのiPad ProとiPad Airはそれよりも一回り小さく、B5ノートとほぼ同じくらいのサイズ感になっている。
iPad (第10世代)は、11インチのiPad Pro/iPad Airよりもわずかに大きいものの、そのサイズ感にほとんど違いはない。iPad miniは手のひらに収まるかちょっと溢れるくらいの大きさとなっている。
本体サイズと画面の大きさは比例関係にあるため、基本的に筐体サイズが大きいモデルは画面も大きく、視認性に優れる。ただし筐体サイズが大きくなればなるほど持ち運ぶのが大変になるため、本体の大きさ(画面サイズ)と持ち運びやすさのバランスを考える必要がある。
もし持ち運びを前提とするなら、13インチiPad Pro/13インチiPad Airはやや不向き。11インチiPad Pro/iPad Airよりも小さいデバイスを検討すると良いのではないだろうか。出張や旅行先で調べごとをする程度なら、iPad miniがもっともオススメだ。
モデル名 | 重量 |
---|---|
13インチiPad Pro | Wi-Fi:579g Cellular:582g |
11インチiPad Pro | Wi-Fi:444g Cellular:446g |
13インチiPad Air | Wi-Fi:617g Cellular:618g |
11インチiPad Air | Wi-Fi:462g Cellular:462g |
iPad | Wi-Fi:477g Cellular:481g |
iPad mini | Wi-Fi:293g Cellular:297g |
持ち運びやすさを考える上で 「重さ」 も重要なポイントになる。サイズ的に最も小さいiPad miniが最も軽く、大画面を持つ13インチのiPad Pro/iPad Airが重いのは想像に難くないが、11インチのiPad Pro/iPad AirとiPad (第10世代)の中で最も重いのは、実はiPad (第10世代)。とはいえ、その差はわずか20~30グラム程度のため、あまり気にするほどの違いではないとも言えるだろう。
iPad ProとiPad Airに関しては、どちらも11インチと13インチの2モデルが用意されているものの、同じ画面サイズで比較すると、薄型・軽量デザインを採用したiPad Proの方がiPad Airよりも軽い。「高性能=重い」 のルールは最新のiPad ProとiPad Airにおいては成り立たないことは覚えておこう。
SoC (内蔵プロセッサ) の性能
搭載SoCは、iPad ProがM4チップ、iPad AirがM2チップ、iPad (第10世代)がA14 Bionicチップ、iPad miniはA17 Proチップ。
モデル名 | プロセッサ |
---|---|
iPad Pro | Apple M4チップ ・10コア or 9コアCPU ・10コアGPU ・16コアNeural Engine |
iPad Air | Apple M2チップ ・8コアCPU ・10コアGPU ・16コアNeural Engine |
iPad | A14 Bionicチップ ・6コアCPU ・4コアGPU ・16コアNeural Engine |
iPad mini | A17 Proチップ ・6コアCPU ・5コアGPU ・16コアNeural Engine |
M4チップは、第2世代の3nmテクノロジーを使って設計された新世代のSoCだ。iPad ProのUltra Retina XDRディスプレイの精度や色、輝度を実現するディスプレイエンジンを搭載しているのが特長で、CPU構成は最大10コア(3つor4つの高性能コアと6つの高効率コア)、GPU構成も10コアだ。
iPad Airには、MacBook AirやMac miniに搭載されていたM2チップが搭載されている。CPU構成は8コア(4つの高性能コアと4つの高効率コア)、GPU構成は10コア。M4チップには及ばないものの、PC並みの処理能力を持ち、3Dゲームなどの負荷の高いアプリも快適に動作する。
Appleによると、M4チップはM2チップに比べて最大1.5倍高速に動作するとのこと。また、グラフィック性能についても当然M4チップを搭載したiPad Proの方が高い。CPUもGPUもどちらも最高峰のものが欲しいというならやはりiPad Pro、わずかにグラフィック性能が劣っても十分というならiPad Airで問題ないはずだ。
iPad miniが搭載するA17 Proチップは、2023年秋に発売した 「iPhone 15 Pro/15 Pro Max」 に内蔵されたものと同じ。CPUは2つの高性能コアと4つの高効率コアによる6コア構成、GPUは5コア構成。M4/M2チップには及ばないが、Aシリーズのチップの中では比較的新しいSoCということもあり、性能はそれなりに高い。
Geekbench 6のベンチマークスコアは以下のとおり。
モデル名 | プロセッサ | シングルコア | マルチコア | Metal |
---|---|---|---|---|
iPad Pro | M4 | 3707 | 14418 | 53594 |
iPad Air | M2 | 2596 | 10068 | 41814 |
iPad | A14 | 2135 | 5294 | 16851 |
iPad mini ※発売前 | A17 Pro | 2940前後? | 7322前後? | 27217前後? |
まだiPad miniが発売していない状況ではあるが、A17 ProよりもM4・M2の方が性能は高いため、性能順に並べると、iPad Pro>iPad Air>iPad mini>iPadの順になっていると予想される。
ベンチマークスコアが高ければ高いほど処理が速く、3Dゲームや画像・動画編集などの重めの作業をしたときの快適さに大きな違いが生まれてくる。
現行のラインナップでは、iPad ProやiPad Airに優秀なM4/M2チップが搭載されていることから、iPadで3Dゲームをプレイしたり、イラスト・動画の編集といったクリエイティブな作業をする予定なら、iPad ProかiPad Airを選ぶと良いだろう。
iPad (第10世代)とiPad miniでは、小型ながらiPad miniの方が高性能になっている。iPad (第10世代)に搭載されているA14 Bionicチップはまだまだ現役ではあるものの、今後のOSアップデートなどで徐々に重たく感じるようになるかもしれない。もしこれが不安なようであれば、個人的にはiPad Airなどの上位プロセッサを搭載したモデルの購入をお勧めしたい。
生体認証
iPadの生体認証は、顔認証 「Face ID」 と指紋認証 「Touch ID」 の2種類のどちらかが搭載されている。Face IDを搭載しているのがiPad Proで、そのほかのモデルはいずれもTouch IDを搭載する。
モデル名 | 生体認証 |
---|---|
iPad Pro | Face ID |
iPad Air | Touch ID (トップボタン) |
iPad | Touch ID (トップボタン) |
iPad mini | Touch ID (トップボタン) |
Face IDは顔を見せるだけで画面ロックが解除されてとても便利。特にMagic Keyboard利用時にはどこかキーを押すだけですぐに認証されて作業に移行できるため、現時点では最もスマートなロック解除方法と言えるだろう。
Touch IDは指をセンサーの上に載せることで、指紋を読み取る機能。センサーはいずれのモデルもトップボタンに内蔵されている。
Touch IDの認証精度は高めで、普段は問題なく認証できる印象だが、冬場など手が乾燥しているとたまに認証できないことがあり、相性が悪い人もいるかもしれない。
カメラ性能
iPadシリーズには、写真・動画撮影用の背面カメラとビデオ通話用の前面カメラの2つが搭載されている。
モデル名 | 搭載カメラ | 画素数 |
---|---|---|
iPad Pro | 広角カメラ | 12MP |
iPad Air | 広角カメラ | 12MP |
iPad | 広角カメラ | 12MP |
iPad mini | 広角カメラ | 12MP |
iPad Pro | iPad Air | iPad | iPad mini | |||
---|---|---|---|---|---|---|
外向きカメラ | 広角カメラ ・サファイアクリスタル製レンズカバー ・1,200万画素 ・絞り値:f/1.8 ・デジタルズーム:最大5倍 ・パノラマ:最大63MP | 広角カメラ ・1,200万画素 ・絞り値:f/1.8 ・デジタルズーム:最大5倍 ・パノラマ:最大63MP | 広角カメラ ・1,200万画素 ・絞り値:f/1.8 ・デジタルズーム:最大5倍 ・パノラマ:最大63MP | 広角カメラ ・1,200万画素 ・絞り値:f/1.8 ・デジタルズーム:最大5倍 ・パノラマ:最大63MP | ||
・スマートHDR 4 ・自動手ぶれ補正 ・写真とLive Photosの広色域キャプチャ ・Focus Pixelsを使ったオートフォーカス | ・スマートHDR 4 ・自動手ぶれ補正 ・写真とLive Photosの広色域キャプチャ ・Focus Pixelsを使ったオートフォーカス | ・スマートHDR 3 ・自動手ぶれ補正 ・Focus Pixelsを使ったオートフォーカス | ・スマートHDR 4 ・自動手ぶれ補正 ・写真とLive Photosの広色域キャプチャ ・Focus Pixelsを使ったオートフォーカス | |||
LEDフラッシュ | アダプティブTrue Toneフラッシュ | ー | ー | True Toneフラッシュ |
背面にはいずれのモデルも1,200万画素の広角カメラが搭載。True Toneフラッシュの有無や、iPad Proのみ最大4K/30fpsのProResビデオ撮影に対応するなど細かな違いはあるものの、性能的にはどのモデルもほとんど変わらない。
背面カメラの性能はiPadよりもiPhoneの方が優れていることから、写真やビデオの撮影は基本的にはiPhoneに任せてしまって、iPadの背面カメラの性能を重視する必要はあまりないだろう。
モデル名 | LiDARスキャナ |
---|---|
iPad Pro | ◯ |
iPad Air | × |
iPad | × |
iPad mini | × |
むしろiPadの背面カメラに求められるのはARへの活用ではないだろうか。iPad Proには被写体を立体的に認識できるLiDARスキャナが搭載されており、他の3モデルには搭載されていない。LiDARスキャナがなくてもAR機能は利用できるが、より上質でリアルなAR体験ができるのはiPad Proということになる。
たとえばiPadでARを活用したアプリ開発をしたいと考えている人は、LiDARスキャナを搭載したiPad Proを選ぶべきだ。
前面カメラは、すべてのモデルが1,200万画素の超広角カメラを搭載。ビデオ通話で被写体を中央に捉え続ける 「センターフレーム」 機能も全モデルがサポートする。
iPad Pro | iPad Air | iPad | iPad mini | |
---|---|---|---|---|
カメラ構成 | 超広角 | 超広角 | ||
画素数 | 12MP | 12MP | ||
センターフレーム | ◯ | ◯ | ||
ポートレート | ◯ | × | ||
アニ文字/ミー文字 | ◯ | × |
前面カメラはiPad Proのみ 「TrueDepthカメラ」 となっていて、ポートレートモードやポートレートライティング、アニ文字やミー文字に対応する。これらの機能が必要ならiPad Pro一択にはなるが、iPadを普通に使う上で必須の機能とまでは言えないことから、背面カメラと同様、前面カメラについても性能はあまり意識しなくても良いとは思う。
スピーカー数
搭載されているスピーカー数は、iPad Proが4つ。iPad Air、iPad(10世代)、iPad miniはそれぞれ2つずつ。
モデル名 | スピーカー数 | 横向きステレオ |
---|---|---|
iPad Pro | 4 | ◯ |
iPad Air | 2 | ◯ |
iPad (第10世代) | 2 | ◯ |
iPad mini | 2 | ◯ |
スピーカー性能が高いのは、4つのスピーカーを搭載するiPad Pro。4箇所に均等に配置されたスピーカーは、よりダイナミックな音表現が可能で、映画やドラマなど高い没入感の中で楽しむことができる。
iPad AirとiPad(10世代)、iPad miniはいずれも2つずつ搭載するが、いずれも端末上下にひとつずつスピーカーが搭載されているので、iPadを横向きにしたときにも両側から音が聞こえてくるステレオ仕様。
音質にこだわるなら間違いなくiPad Proを選ぶべきだが、2スピーカーのスピーカーも音質は悪くない上に、外部スピーカーやイヤホンなどオーディオ機器を別途利用する場合には内蔵スピーカーにこだわる必要はないかもしれない。
対応するApple Pencil
Apple Pencilは現行4モデルがラインナップされており、それぞれのiPadでサポートするモデルが異なる。まずは以下の表を見ていただきたい。
モデル名 | サポートするApple Pencil | Apple Pencilの価格(税込) |
---|---|---|
iPad Pro | ・Apple Pencil Pro ・Apple Pencil (USB-C) | Apple Pencil Pro:21,800円 Apple Pencil (USB-C):13,800円 |
iPad Air | ・Apple Pencil Pro ・Apple Pencil (USB-C) | Apple Pencil Pro:21,800円 Apple Pencil (USB-C):13,800円 |
iPad | ・Apple Pencil (第1世代) ・Apple Pencil (USB-C) | Apple Pencil (第1世代):16,800円 Apple Pencil (USB-C):13,800円 |
iPad mini | ・Apple Pencil Pro ・Apple Pencil (USB-C) | Apple Pencil Pro:21,800円 Apple Pencil (USB-C):13,800円 |
最も古い 「Apple Pencil (第1世代)」 は、iPad (第10世代)のみで利用できる。圧力感知ができないものの、USB-Cやワイヤレスペアリングに対応した 「Apple Pencil (USB-C)」 はすべてのモデルで利用可能だ。
最上位モデルの 「Apple Pencil Pro」 は、最新のiPad Pro (M4)とiPad Air (M2)、iPad mini (A17 Pro) で利用可能だ。なお、「Apple Pencil (第2世代)」 は、現行ラインナップではいずれのモデルでも利用できなくなっているので注意していただきたい。
1台だけでなく複数のiPadでApple Pencilを利用したい場合は 「Apple Pencil (USB-C)」 の優れた互換性が役に立つ。ただし、圧力感知ができないなど本格的なイラスト制作などには向かない点には注意が必要だ。
iPadでのイラスト制作を考えているなら、iPad ProかiPad Airを購入して、Apple Pencil Proを使うのが現時点ではベストと言えるだろう。
コネクタの仕様
iPad(第9世代)の廃止にともない、LightningコネクタはすべてのiPadから排除されるかたちとなり、現在はすべてのモデルにUSB-Cコネクタが搭載されている。
iPad ProはThunderbolt/USB4仕様、iPad AirやiPad (第10世代)、iPad mini (A17 Pro) には通常のUSB-Cが搭載されている。
デバイス名 | コネクタ形状 | 規格/リビジョン | 転送速度 |
---|---|---|---|
iPad Pro (M4) | USB Type-C | Thunderbolt 3/USB4 | 最大40Gbps |
iPad Air (M2) | USB Type-C | USB 3.2 Gen2 | 最大10Gbps |
iPad (第10世代) | USB Type-C | USB 2.0 | 最大480Mbps |
iPad mini (A17 Pro) | USB Type-C | USB 3.2 Gen2 | 最大10Gbps |
USB-Cコネクタが搭載されているデバイスは、いずれもUSB-Cケーブルを利用して外部ディスプレイに映像を出力したり、外付けSSDやカメラなどの周辺機器を直接繋いでデータ転送ができる。
転送速度は、iPad Proが最大40Gbps、iPad AirとiPad miniが10Gbps、iPad (第10世代) が480Mbpsとなる。USB 2.0規格のiPad (第10世代) は転送速度がだいぶ遅いことから、外部の周辺機器とのデータのやりとりをする機会がある場合は、iPad (第10世代) 以外のデバイスを選ぶべきかもしれない。
また、外部ディスプレイへの映像出力はいずれのモデルも1台まで。解像度はモデルによって異なる。具体的には、iPad ProとiPad Airが最大6K/60Hz、iPad(第10世代)とiPad miniが最大4K/30Hzで出力できる。
モデル名 | 外部ディスプレイ出力 |
---|---|
iPad Pro | 最大6K/60Hz |
iPad Air | 最大6K/60Hz |
iPad | 最大4K/30Hz |
iPad mini | 最大4K/60Hz |
また、iPad miniをのぞく現行iPadには、いずれもデバイスの背面に 「Smart Connector」 が搭載されていて、 「Smart Keyboard」 「Magic Keyboard」 などを利用できる。ただし、いずれも対応するアクセサリが異なるのでご注意いただきたい。
モデル名 | Smart Connector |
---|---|
iPad Pro | 本体背面 |
iPad Air | 本体背面 |
iPad | 本体背面 |
iPad mini | — |
Wi-Fi/5G
現在販売中のiPadは、いずれのモデルもWi-Fi 6世代に対応。2024年5月に最新モデルが登場したiPad ProとiPad Air、2024年10月に最新モデルが登場したiPad miniは、より上位のWi-Fi 6Eに対応する。
Wi-Fi 6Eは、Wi-Fi 6の拡張版にあたるため、基本的な仕組みは変わらないものの、2.4GHz帯/5GHz帯に加えて6GHz帯の周波数が利用できるため電波干渉や混雑などで通信速度が低下しづらいというメリットがある。
デバイス名 | Wi-Fi規格 | 最大通信速度 | 対応周波数帯 |
---|---|---|---|
iPad Pro | Wi-Fi 6E (IEEE 802.11ax) | 9.6Gbps | 2.4GHz帯/5GHz帯/6GHz帯 |
iPad Air | Wi-Fi 6E (IEEE 802.11ax) | 9.6Gbps | 2.4GHz帯/5GHz帯/6GHz帯 |
iPad | Wi-Fi 6 (IEEE 802.11ax) | 9.6Gbps | 2.4GHz帯/5GHz帯 |
iPad mini | Wi-Fi 6E (IEEE 802.11ax) | 9.6Gbps | 2.4GHz帯/5GHz帯/6GHz帯 |
また、セルラーモデルはキャリアの電波を受信して、モバイル通信を利用できる。現在販売中のiPadはすべてのモデルが5Gネットワーク(第5世代移動通信システム)に対応しており、対応エリア内であれば5Gによる高速/低遅延通信が利用可能だ。周波数帯はサブ6GHz帯のみ対応で、ミリ波帯(mmWave)には対応しない。
デバイス名 | SIM構成 |
---|---|
iPad Pro | eSIM |
iPad Air | eSIM |
iPad (第10世代) | 物理SIM (nano-SIM) eSIM |
iPad mini | eSIM |
ちなみに、セルラーモデルに関してはiPad (第10世代) は物理SIMに対応するが、それ以外のモデルはeSIMのみの対応となる。セルラーモデルのiPadで物理SIMを使おうと思っている人は注意していただきたい。
バッテリー持ち
iPadシリーズは内蔵されるバッテリーの容量が異なるものの、バッテリー持ちはどのモデルも同じ。Wi-Fi環境下では最大10時間、モバイル環境下でも最大9時間使い続けることができる。
Wi-Fi環境下 | モバイル環境下 | |
---|---|---|
iPad Pro | 最大10時間 | 最大9時間 |
iPad Air | 最大10時間 | 最大9時間 |
iPad | 最大10時間 | 最大9時間 |
iPad mini | 最大10時間 | 最大9時間 |
実際に10時間使い続けられるかどうかは使い方によって異なるが、いずれにしてもバッテリー駆動時間は “どのモデルを買っても変わらない” ため、端末選びにはあまり関係しない項目となる。
カラーラインナップ
各モデルのカラーラインナップは以下のとおり。
モデル名 | カラー |
---|---|
iPad Pro | ・シルバー ・スペースブラック |
iPad Air | ・スペースグレイ ・スターライト ・パープル ・ブルー |
iPad | ・シルバー ・ブルー ・ピンク ・イエロー |
iPad mini | ・スペースグレイ ・スターライト ・ブルー ・パープル |
iPad Proはシルバーとスペースブラックの2色展開。iPad AirやiPad (第10世代)、iPad miniはカラーは異なるものの、いずれも4色展開だ。
基本的には性能や仕様から端末選びをしてもらいたいところだが、とはいえお気に入りの一台にするためにはやはりカラーは大事。お好きなカラーがあるモデルから選んでみるのも十分アリだろう。
価格
各モデルの価格は以下 (いずれも税込) 。
iPad Pro | iPad Air | iPad | iPad mini | |||
---|---|---|---|---|---|---|
価格(税込) | 13インチモデル Wi-Fiモデル Wi-Fi+Cellularモデル | 13インチモデル Wi-Fiモデル Wi-Fi+Cellularモデル | Wi-Fiモデル 64GB:58,800円 256GB:84,800円 Wi-Fi+Cellularモデル | Wi-Fiモデル 128GB:78,800円 256GB:94,800円 512GB:130,800円 Wi-Fi+Cellularモデル 128GB:104,800円 256GB:120,800円 512GB:156,800円 | ||
11インチモデル Wi-Fiモデル Wi-Fi+Cellularモデル | 11インチモデル Wi-Fiモデル Wi-Fi+Cellularモデル |
iPad Proは11インチモデルが168,800円から、13インチモデルが218,800円から。iPad Airは11インチモデルが98,800円から、13インチモデルが128,800円から。エントリーモデルのiPad (第10世代) は58,800円から。iPad miniは78,800円から購入可能だ (いずれも税込) 。
まとめ:あなたにオススメのiPad。選び方を解説
この記事では、現行iPad全機種を性能・仕様で比較してみた。あなたの求めるiPadは見つかっただろうか。
もし各項目を読んで答えが見つけられなかったのなら、筆者がオススメするiPadを、用途別にザックリとだが提示しておきたい。
iPad Pro:クリエイティブな作業をするならコレ!
クリエイターにとって最適解とも呼べるiPad Pro。画面の質・処理能力は業界最高レベルで、あなたの能力を最大限に引き出せるはずだ。
2024年5月のアップデートで、タンデムOLEDテクノロジーを採用した 「Ultra Retina XDRディスプレイ」 を搭載したことにより、写真やビデオをより明るく表示できるようになったほか、iPadシリーズの中で唯一 「Nano-textureガラス」 のオプションが選択可能で、画面への映り込みを極力抑えて作業できる。
そして新世代のSoC 「M4」 チップを搭載したことで、ハイエンドPC並みかそれ以上の性能をタブレットで引き出し、写真や動画の編集をプロレベルでできるようになっている。いつ、いかなる場所でもクリエイティブな作業を快適にこなしたい人は、やはりiPad Proを購入すべきだろう。
iPad Air:性能とお得を両取りするならコレ!
iPad Proに近い性能でありながら、コストパフォーマンスに優れるiPad Air。2024年5月のアップデートで11インチと13インチの2つの画面サイズが選べるようになり、「大きな画面が欲しいんだけどiPad Proほどの性能はいらない」 という人のニーズも満たせるようになった。
iPad Proと同様に 「Apple Pencil Pro」 をサポートするため、大型の13インチiPad Airを購入してイラスト制作をするのもオススメ。最新チップや有機ELディスプレイを必要としないなら、お手頃価格で購入できるiPad Airとの相性が良さそうだ。
iPad (第10世代):安くiPadをゲットしたいならコレ!
とにかく安くiPadを購入したい人向け。エントリー向けながら、USB-Cで外部アクセサリを使ったり、ビデオ通話でセンターフレーム機能を使ったりとiPadの基本の機能はすべて利用できる。
以前まではApple Pencil (第1世代)しか使えず、充電やペアリングに変換アダプタが必要だったが、現在はApple Pencil (USB-C)が登場したおかげで、Apple Pencilもだいぶ使いやすくなった。
ただし、Apple Pencil (USB-C)は筆圧感知が利用できないため、同機能が必要な作業をする場合は他のモデルの購入をオススメする。
小さなiPadが欲しい:iPad mini
iPad miniは、言わずもがな小さな筐体が魅力の端末。手のひらで握って持つことができるくらいの大きさで持ち運びにはとても便利なため、コンパクトなiPadが欲しいならiPad miniがオススメだ。出張や帰省など荷物が多いときでも安心して持ち運べるので、新幹線や飛行機での暇潰しには最適だろう。
ただし、予算を2万円上乗せできるのであれば、M2チップを搭載した11インチiPad Airが購入できることを考えると、サイズの割に価格が少し高めと言えるかもしれない。とにかく小さなサイズのiPadが欲しいという人向けの製品だ。
以上が、iPadのザックリとした選び方だ。参考になるかどうかは分からないが、もし困ったら上記の選び方でiPadを購入してみてはどうだろうか。
以下、すべてのモデルの比較表を掲載しておく。もっと詳しくチェックしたい方はぜひ比較表をチェックしてみていただきたい。
iPad スペック比較表
iPad Pro (M4) | iPad Air (M2) | iPad (第10世代) | iPad mini (A17 Pro) | |||
---|---|---|---|---|---|---|
画面サイズ | 13インチ | 11インチ | 13インチ | 11インチ | 10.9インチ | 8.3インチ |
解像度 | 2,752×2,064 (264ppi) | 2,420×1,668 (264ppi) | 2,732×2,048 (264ppi) | 2,360×1,640 (264ppi) | 2,360×1,640 (264ppi) | 2,266×1,488 (326ppi) |
ディスプレイ | 有機ELディスプレイ (Ultra Retina XDR / タンデムOLED) | 液晶ディスプレイ (Liquid Retinaディスプレイ) | 液晶ディスプレイ (Liquid Retinaディスプレイ) | 液晶ディスプレイ (Liquid Retinaディスプレイ) | ||
・ProMotion (10〜120Hz) オプション:Nano-textureディスプレイガラス (1TB/2TBモデルのみ) |
・広色域 (P3) | ・True Tone ・耐指紋性撥油コーティング ・最大輝度500ニト | ・広色域 (P3) ・フルラミネーションディスプレイ ・反射防止コーティング ・True Tone ・耐指紋性撥油コーティング ・最大輝度500ニト | |||
プロセッサ | M4チップ (256GB/512GBモデル) ・CPU:9コア (高性能×3+高効率×6) ・GPU:10コア ・Neural Engine:16コア M4チップ (1TB/2TBモデル) | M2チップ ・CPU:8コア (高性能×4+高効率×4) ・GPU:8コア ・Neural Engine:16コア | A14 Bionic ・CPU:6コア ・GPU:4コア ・Neural Engine:16コア | A17 Pro ・CPU:6コア (高性能×2+高効率×4) ・GPU:5コア ・Neural Engine:16コア | ||
RAM | 256GB/512GBモデル:8GB 1GB/2TBモデル:16GB | 8GB | 4GB | 8GB?(未確定) | ||
外向きカメラ | 広角カメラ ・サファイアクリスタル製レンズカバー ・1,200万画素 ・絞り値:f/1.8 ・デジタルズーム:最大5倍 ・パノラマ:最大63MP | 広角カメラ ・1,200万画素 ・絞り値:f/1.8 ・デジタルズーム:最大5倍 ・パノラマ:最大63MP | 広角カメラ ・1,200万画素 ・絞り値:f/1.8 ・デジタルズーム:最大5倍 ・パノラマ:最大63MP | 広角カメラ ・1,200万画素 ・絞り値:f/1.8 ・デジタルズーム:最大5倍 ・パノラマ:最大63MP | ||
・スマートHDR 4 ・自動手ぶれ補正 ・写真とLive Photosの広色域キャプチャ ・Focus Pixelsを使ったオートフォーカス | ・スマートHDR 4 ・自動手ぶれ補正 ・写真とLive Photosの広色域キャプチャ ・Focus Pixelsを使ったオートフォーカス | ・スマートHDR 3 ・自動手ぶれ補正 ・Focus Pixelsを使ったオートフォーカス | ・スマートHDR 4 ・自動手ぶれ補正 ・写真とLive Photosの広色域キャプチャ ・Focus Pixelsを使ったオートフォーカス | |||
LEDフラッシュ | アダプティブTrue Toneフラッシュ | ー | ー | True Toneフラッシュ | ||
ビデオ撮影 | ・4K@24/25/30/60fps ・1080p@25/30/60fps ・720p@30fps ・最大4K/30fpsのProResビデオ撮影(256GBモデルは1080p/30fps) ・オーディオズーム ・1080pスローモーション (120/240fps) ・手ぶれ補正機能を使ったタイムラプス ・拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) ・映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K/1080p/720p) ・連続オートフォーカスビデオ ・再生ズーム ・ステレオ録音 | ・4K@24/25/30/60fps ・1080p@25/30/60fps ・720p@30fp) ・1080pスローモーション (120/240fps) ・手ぶれ補正機能を使ったタイムラプス ・拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) ・映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K/1080p/720p) ・連続オートフォーカスビデオ ・再生ズーム | ・4K@24/25/30/60fps ・1080p@25/30/60fps ・720p@30/60fps ・1080pスローモーション (120/240fps) ・手ぶれ補正機能を使ったタイムラプス ・拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) ・手ぶれ補正 ・映画レベルのビデオ手ぶれ補正(1080p/720p) ・連続オートフォーカスビデオ ・再生ズーム | ・4K@24/25/30/60fps ・1080p@25/30/60fps ・720p@30fps ・1080pスローモーション (120/240fps) ・手ぶれ補正機能を使ったタイムラプス ・拡張ダイナミックレンジ(最大30fps) ・映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K/1080p/720p) ・連続オートフォーカスビデオ ・再生ズーム | ||
内向きカメラ | 超広角TrueDepthカメラ ・12MP ・f/2.4 ・スマートHDR 4 ・ポートレートモード ・ポートレートライティング(6種) ・アニ文字とミー文字 ・1080p HDビデオ撮影(25/30/60fps) ・手ぶれ補正機能を使ったタイムラプス ・ビデオの拡張ダイナミックレンジ ・映画レベルのビデオ手ぶれ補正 ・写真とLive Photosの広色域キャプチャ ・レンズ補正 ・True Tone搭載Retina Flash ・自動手ぶれ補正 | 超広角カメラ ・12MP ・f/2.4 ・スマートHDR 4 ・1080p HDビデオ撮影(25/30/60fps) ・手ぶれ補正機能を使ったタイムラプス ・ビデオの拡張ダイナミックレンジ ・映画レベルのビデオ手ぶれ補正 ・レンズ補正 ・True Tone搭載Retina Flash ・自動手ぶれ補正 | 超広角カメラ ・12MP ・f/2.4 ・スマートHDR 3 ・1080p HDビデオ撮影(25/30/60fps) ・手ぶれ補正機能を使ったタイムラプス ・ビデオの拡張ダイナミックレンジ ・映画レベルのビデオ手ぶれ補正 ・レンズ補正 ・Retina Flash ・自動手ぶれ補正 | 超広角カメラ ・12MP ・f/2.4 ・スマートHDR 4 ・1080p HDビデオ撮影(25/30/60fps) ・手ぶれ補正機能を使ったタイムラプス ・ビデオの拡張ダイナミックレンジ ・映画レベルのビデオ手ぶれ補正 ・写真とLive Photosの広色域キャプチャ ・レンズ補正 ・Retina Flash ・自動手ぶれ補正 | ||
ビデオ通話 | ・センターフレーム ・ポートレートモード ・空間オーディオ ・「声を分離」 と 「ワイドスペクトル」 のマイクモード | ・センターフレーム ・ポートレートモード ・空間オーディオ ・「声を分離」 と 「ワイドスペクトル」 のマイクモード | ・センターフレーム | ・センターフレーム | ||
生体認証 | Face ID | Touch ID (トップボタン内蔵) | Touch ID (トップボタン内蔵) | Touch ID (トップボタン内蔵) | ||
センサー | ・LiDARスキャナ ・3軸ジャイロ ・加速度センサー ・気圧計 ・環境光センサー | ・3軸ジャイロ ・加速度センサー ・気圧計 ・環境光センサー | ・3軸ジャイロ ・加速度センサー ・気圧計 ・環境光センサー | ・3軸ジャイロ ・加速度センサー ・気圧計 ・環境光センサー | ||
スピーカー搭載数 | 4 | 2 (横向き) | 2 (横向き) | 2 (横向き) | ||
Wi-Fi | ・Wi-Fi 6E (802.11ax / 2×2 MIMO対応) ・同時デュアルバンド | ・Wi-Fi 6E (802.11ax / 2×2 MIMO対応) ・同時デュアルバンド | ・Wi-Fi 6 (802.11ax / 2×2 MIMO対応) ・同時デュアルバンド (2.4GHz/5GHz) | ・Wi-Fi 6E (802.11ax / 2×2 MIMO対応) ・同時デュアルバンド (2.4GHz/5GHz) | ||
セルラー通信 (セルラーモデルのみ) | ・4×4 MIMO対応5G (sub-6 GHz) ・4×4 MIMO対応ギガビットLTE | 4×4 MIMO対応5G (sub-6 GHz) 4×4 MIMO対応ギガビットLTE | ギガビットLTE+5G通信 | 4×4 MIMO対応5G (sub-6 GHz) 4×4 MIMO対応ギガビットLTE | ||
SIMカード | eSIM | eSIM | nano-SIM eSIM | eSIM | ||
Bluetooth | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 5.3 | ||
バッテリー | 31.29Wh ・Wi-Fi通信:最大10時間 ・Cellular通信:最大9時間 | 28.93Wh ・Wi-Fi通信:最大10時間 ・Cellular通信:最大9時間 | 28.6Wh ・Wi-Fi通信:最大10時間 ・Cellular通信:最大9時間 | 19.3Wh ・Wi-Fi通信:最大10時間 ・Cellular通信:最大9時間 | ||
本体サイズ | 281.6×215.5×5.1mm | 249.7×177.5×5.3mm | 280.6×214.9×6.1mm | 247.6×178.5×6.1mm | 248.6×179.5×7.0mm | 195.4×134.8×6.3mm |
重量 | Wi-Fi:579g セルラー:582g | Wi-Fi:444g セルラー:446g | Wi-Fi:617g セルラー:618g | Wi-Fi:462g セルラー:462g | Wi-Fi:477g セルラー:481g | Wi-Fi:293g セルラー:297g |
Apple Pencil | ・Apple Pencil Pro ・Apple Pencil (USB-C) | ・Apple Pencil Pro ・Apple Pencil (USB-C) | ・Apple Pencil (第1世代) ・Apple Pencil (USB-C) | ・Apple Pencil Pro ・Apple Pencil (USB-C) | ||
コネクタ | ・Thunderbolt / USB4 (最大40Gbps) ・Smart Connector | ・USB-C (最大10Gbps) ・Smart Connector | ・USB-C (最大480Mbps) ・Smart Connector | ・USB-C (最大10Gbps) ・Smart Connector | ||
対応キーボード | ・iPad Pro(M4)用Magic Keyboard | ・Magic Keyboard | ・Magic Keyboard Folio | – | ||
カラー | ・シルバー ・スペースブラック | ・スターライト ・スペースグレイ ・パープル ・ブルー | ・シルバー ・ブルー ・ピンク ・イエロー | ・スターライト ・スペースグレイ ・パープル ・ブルー | ||
価格(税込) | 13インチモデル Wi-Fiモデル Wi-Fi+Cellularモデル | 13インチモデル Wi-Fiモデル Wi-Fi + Cellularモデル | Wi-Fiモデル 64GB:58,800円 256GB:84,800円 Wi-Fi + Cellularモデル | Wi-Fiモデル 128GB:78,800円 256GB:94,800円 512GB:130,800円 Wi-Fi+Cellularモデル 128GB:104,800円 256GB:120,800円 512GB:156,800円 | ||
11インチモデル Wi-Fiモデル Wi-Fi+Cellularモデル | 11インチモデル Wi-Fiモデル Wi-Fi + Cellularモデル |
(画像:Apple)