「iPadOS セキュリティ対応 16.5.1 (c)」 が配信開始。一部Webサイトが正しく表示されない不具合が解消

現地時間7月12日、Appleは 「iPadOS セキュリティ対応 16.5.1 (c)」 を一般ユーザー向けに配信開始した。重要なアップデートを含んでいるため、すべてのユーザーにインストールが推奨されることが案内されている。

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「iPadOS セキュリティ対応 16.5.1 (c)」 が配信開始

「iPadOS セキュリティ対応 16.5.1 (c)」 は、”Rapid Security Responses” という新しいタイプのソフトウェアリリース。

この “Rapid Security Responses” には、かならず 「(c)」 のように記号が含まれ、SafariやWebKitフレームワークスタック、その他の重要なシステムライブラリの改善など、ソフトウェアアップデートの間に重要なセキュリティ改善を提供するほか、悪用された可能性のある問題など一部のセキュリティ問題をより迅速に軽減するために使用される場合もある。

今回配信された 「iPadOS セキュリティ対応 16.5.1 (c)」 は、WebKitで細工が施されたWebサイトを閲覧した際に任意のコードが実行されてしまう脆弱性 (CVE-2023-37450) に対応するため、現地時間7月10日に配信された 「iPadOS セキュリティ対応 16.5.1 (a)」 の問題を修正したものとなる。「iPadOS セキュリティ対応 16.5.1 (a)」 は、一部のWebサイトが正しく表示されない不具合が存在しており、配信を中止していた。

「iPadOS セキュリティ対応 16.5.1 (c)」 のリリースノートは以下。

この緊急セキュリティ対応には重要なセキュリティ修正が含まれ、すべてのユーザに推奨されます。

詳しくは次をご覧ください:
https://support.apple.com/HT201224

「iPadOS セキュリティ対応 16.5.1 (c)」 は、9.7インチiPad Pro以降のiPad Proすべて、iPad Air (第3世代) 以降のiPad Air、iPad (第5世代) 以降のiPad、iPad mini (第5世代) 以降のiPad miniをサポートする。

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(画像:Apple)

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