現地時間6月24日、Appleは 「iPadOS」 の初のパブリックベータ版 「iPadOS Public Beta」 をリリースした。Apple Beta Software Programに登録しているユーザーは同ベータ版の利用が可能だ。
「iPadOS Public Beta」 は、Appleが提供する次期iPadOSのパブリックベータテスト版。
「iPadOS Beta」 は、Apple Developer Programに登録しているユーザーのみが利用可能だが、「iPadOS Public Beta」 は対応端末を持っているユーザーなら誰でも利用することが可能だ。当初は7月にリリースとアナウンスしていたが、どうやらリリース時期が早まったようだ。
今回配信された 「iPadOS Public Beta」 は、すでに開発者向けに配信されている 「iPadOS Beta」 と実質的に同じものが配信されていると予想される。正式版ではないため未知の不具合に遭遇する可能性があるが、いち早く次期iPadOSを体験できる。試してみたい場合は、サブ端末などへのインストールをオススメする。
同パブリックベータ版を利用するには、Apple Beta Software Programに各デバイスを登録する必要がある。詳しい登録方法はこちらの記事から確認を。
▶︎【解説】「iOS 13」 「iPadOS」 のパブリックベータをインストールする方法
「iPadOS」 は、iOSと同じ基盤をもとに構築されているが、iPhoneよりも大きな画面を生かして効率よく情報を表示し、よりPCに近い使用感になるよう改良が加えられているのが大きな特徴だ。Split Viewで同じアプリを並べることができるようになったほか、新しいジェスチャー機能が追加されたことで、従来より便利にメールや書類が作成できるようになっている。
「iPadOS」 の新機能・変更点については以下の記事をご覧いただきたい。
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・iPad用の新OS 「iPadOS」 新機能まとめ 同じアプリの2画面表示が可能、便利なジェスチャー操作が追加
「iPadOS 13」 がインストールできる端末は以下の通り。
iPad Pro | その他のiPad |
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12.9インチiPad Pro(第1世代) 12.9インチiPad Pro(第2世代) 12.9インチiPad Pro(第3世代) 9.7インチiPad Pro 10.5インチiPad Pro 11インチiPad Pro |
iPad Air 2 iPad Air (第3世代) iPad (第5世代) iPad (第6世代) iPad mini 4 iPad mini (第5世代) |