
Appleは現地時間6月10日、次期iPad向けOS「iPadOS 26」を正式に発表した。開発者向けベータは本日から提供されており、パブリックベータ版は7月中にリリース予定。正式公開は今秋とされている。
本アップデートでは新たなUIデザイン「Liquid Glass」や、macOSライクなメニューバー機能、アプリウィンドウの操作性向上など、iPadをさらにPCライクに使えるよう進化させる機能が中心となる。とはいえ、それ以上に注目を集めているのが、対応デバイスの変更だ。
iPad(第7世代)がついに対象外に

Appleによると、「iPadOS 26」 は、12.9インチiPad Pro (第3世代) 以降、11インチiPad Pro (第1世代) 以降、iPad Air (第3世代) 以降、iPad (第8世代) 以降、iPad mini (第5世代) 以降をサポートする。
現行の「iPadOS 18」と比較して唯一の変更点は、2019年に登場した「iPad(第7世代)」のサポートが終了すること。A10 Fusionチップを搭載したこのモデルは、数年間にわたってiPadOSのアップデート対象となってきたが、ついに役目を終えることになる。
▼ iPadOS 26 対応デバイス
- iPad Pro(M4)
- iPad Pro 12.9インチ(第3世代以降)
- iPad Pro 11インチ(第1世代以降)
- iPad Air(M2以降)
- iPad Air(第3世代以降)
- iPad(A16搭載モデル)
- iPad(第8世代以降)
- iPad mini(A17 Pro搭載モデル)
- iPad mini(第5世代以降)
正式リリースは今秋。正式リリースに向けて、本日より開発者向けデベロッパープレビュー版が、今年7月よりパブリックベータ版が公開される予定だ。
(画像:Apple)