2020年、Macは大きな進化を遂げた。IntelプロセッサからApple独自のM1チップを搭載したことで、CPU・GPUともに処理性能が大幅に向上。さらに発熱が少なくバッテリー持ちも大幅に伸びた。
このMプロセッサの恩恵は今度はiPadにももたらされるのかもしれない。台湾メディア経済日報は現地時間23日、Appleは新型MacとiPad向けMプロセッサを台湾TSMCが製造することで合意したことを伝えた。
Mシリーズチップが2022年発売のiPadにも搭載?
TSMCが製造するチップは3nmプロセスを採用したものになるとのこと。2022年に大量生産が開始される予定だという。
3nmプロセスを採用した次世代チップは、iPhone、iPad、Macに搭載される予定。そのうちiPhoneにはAシリーズ、iPadとMacにはMシリーズが搭載されることが予想される。
AシリーズとMシリーズの違いは現時点では言及されていないが、3nmプロセス採用チップは現行の5nmプロセス採用チップに比べて効率的かつ高速に処理ができるようになるなど性能が向上するとみられている。
ちなみに3nmプロセスを採用したチップ開発にはAppleだけでなくSamsungも投資を拡大しており、数年以内に登場するスマートフォンに導入されることが予想される。
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[ via Cult of Mac ]