現地時間7月15日、Appleは 「iOS 18」 のパブリックベータ版を配信開始した。
「iOS 18 Public Beta」 は、今秋に正式リリースを予定している次期iOSのパブリックベータテスト版。開発者向けに配信している 「iOS 18 beta」 と同等のものになっているとみられ、iOS 18の複数の新機能を利用することが可能だ。
「iOS 18 Public Beta」 が配信開始
「iOS 18 Public Beta」 は、対応端末を持っているユーザーなら誰でも利用することが可能。いち早く次期iOSを体験できるものの、正式版ではないため未知の不具合に遭遇する可能性があるのでその点は注意が必要だ。
パブリックベータ版は、iOSの設定アプリから誰でもインストールできる。具体的には、「一般」 > 「ソフトウェアアップデート」 > 「ベータアップデート」 > 「iOS 18 Public Beta」 を選ぶことでインストール可能だ。
「iOS 18」 がサポートする端末は 「iOS 17」 と同じ。具体的には、iPhone XS/XS MaxやiPhone XR以降とiPhone SE (第2世代) 以降をサポートする。
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なお、iOSの開発者ベータ版は誰でも無料で利用できるため、パブリックベータ版を利用せずともiOS 18のベータ版を利用することは可能だ。ただし、パブリックベータ版は開発者ベータに比べてリリースが遅いことから、やや不具合の心配は少なくなっているものと予想される。
「iPadOS 18 Public Beta」 も配信開始
「iOS 18 Public Beta」 の配信にあわせて、Appleは 「iPadOS 18 Public Beta」 の配信も開始している。
「iPadOS 18」 は、12.9インチiPad Pro (第3世代) 以降、11インチiPad Pro (第1世代) 以降、iPad Air (第3世代) 以降、iPad (第7世代) 以降、iPad mini (第5世代) 以降をサポートする。「iPadOS 17」 ではサポート対象だった、10.5インチiPad Proや12.9インチiPad Pro (第2世代) 、iPad (第6世代) は今回からサポート外となる。
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「iOS 18」 「iPadOS 18」 の正式リリースは今秋を予定している。
(画像:Apple)