「iOS 18.1/iPadOS 18.1」 ベータ版が開発者向けに配信。Apple Intelligenceが利用可能に

現地時間7月23日、Appleは開発者向けに 「iOS 18.1 beta」 「iPadOS 18.1 beta」 を公開した。ビルドナンバーはどちらも 「22B5007p」 。

これらのバージョンでは、AppleのAI機能 「Apple Intelligence」 が使えるようになっている。対応機種は 「iPhone 15 Pro/15 Pro Max」 や、M1チップ以降を搭載したiPad。現時点では、米英語のみで利用可能だ。

「iOS 18/iPadOS 18」 の正式版の公開前に 「iOS 18.1/iPadOS 18.1」 のベータ版が登場することはやや異例。理由は不明だが考えられることとしては、9月の 「iOS 18/iPadOS 18」 の正式版リリースの際には 「Apple Intelligence」 は提供されず、10月以降にリリースされる 「iOS 18.1/iPadOS 18.1」 で利用可能になるか、あるいは 「Apple Intelligence」 が利用できるデバイスが一部に限られていることから、対応しないデバイスには 「iOS 18/iPadOS 18」 が、対応デバイスには 「iOS 18.1/iPadOS 18.1」 が提供される、といったことも考えられそうだ。

「Apple Intelligence」 は、今年6月のWWDC24で発表されたAI機能。大規模言語モデルを利用して言語の深い意味合いまで理解し、テキストや画像の生成など様々なシーンでAI機能を利用できる。日本語を含む他言語への対応は2025年以降を予定している。

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(画像:Apple)

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