iOS 16.1、バッテリー表示がゲージ式に戻る。画面ロック中の充電開始アナウンスも復活

これまで不満の多かった、iPhoneのバッテリー残量表示。10月にリリース予定のiOS 16.1でようやく改善されるようだ。

9月21日未明に、Appleは開発者向けに 「iOS 16.1 beta 2」 を配信。本ベータ版において、iPhoneのバッテリー残量表示に変更が加えられる予定であることが明らかになった。米9to5Macが伝えている。

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バッテリーアイコンのゲージ表示やロック画面の充電開始アナウンスがiOS 16.1で復活

「iOS 16」 では、一部端末において、画面右上のバッテリーアイコンのなかにバッテリー残量を%で表示できるようになったものの、アイコン内のゲージが常にフル状態のような表示になっていたことから、ユーザーから分かりにくいと不評だった。

これを受けて、「iOS 16.1」 ではバッテリー残量を%表示にした際にも、アイコン内のゲージが動的に調整されるようになり、数字だけでなくゲージ量でもバッテリー残量をチェックできるように。かつての%表示のような見やすさを取り戻した。

また、ロック画面においても、充電を開始した際にバッテリー残量を伝えるステータス表示が復活。「iOS 16」 ではロック画面にウィジェット表示が可能となったことで、充電開始時に画面上部に表示されていたアナウンスがなくなってしまっていたが、今回の 「iOS 16.1」 で復活している。

ロック画面におけるステータス表示は充電開始時などに限定され、数秒放置すると再びウィジェットの表示に戻るようになっている。たとえば時刻の上に日付を表示しているなら、充電開始時に日付表示がバッテリー残量表示に変更され、数秒経つとまた日付表示に戻る、といった具合だ。

iPhoneのバッテリー残量表示は、かつてすべてのモデルが%表示に対応していた。しかし、iPhone Xが登場した頃から画面上部のノッチによりステータスバーに十分なスペースを確保できなかったことから、Appleはバッテリーアイコンのみを残し%表示機能を削除。%でのバッテリー残量を確認するには、コントロールセンターやウィジェット等を使用する必要があった。

今秋にリリースされた 「iOS 16」 から、再びバッテリー残量の%表示が可能に。まずiPhone X~iPhone 14シリーズのほとんどのフラグシップモデルで利用可能になっており、10月に正式リリースされる 「iOS 16.1」 でiPhone 13 miniなど一部のモデルで新たに%表示が可能になる。

バッテリー残量表示に関しては多くのユーザーから不満の声があがっていたが、これら一連の変更によってその不満は解消されることになるかもしれない。

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(画像:9to5Mac)

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