次期iOS/iPadOSこと 「iOS 14」 および 「iPadOS 14」 では、マウスのサポートがさらに拡大されることがわかった。9to5Macが独自で入手した 「iOS 14」 のコード内で、それに関する記述を発見したとのこと。以下、9to5Macが独占で伝えた情報をお伝えする。
iOS 14/iPadOS 14ではMac並みに便利にマウスが利用可能に
9to5Macによると、「iOS 14」 および 「iPadOS 14」 ではiPhone・iPadに接続したマウスを “Mac並み“ に便利に利用できるよう変更されるようだ。具体的には、リンクの上にマウスカーソルを置くと自動で指のカーソルに表示が切り替わるなどカーソルを置く位置・モノによってアイコンが自動的に変化し分かりやすくなるという。
数秒間放置すると自動的にマウスカーソルが非表示になったり、2本指でタップすると右クリックとして認識するなどMacのジェスチャーにも似た機能も実装される予定とのこと。
さらに、「iOS 14」 のコードから未発表の新型Smart Keyboard (iPad用のカバー付き純正キーボード) と思わしき識別子が2つ確認されたと9to5Macは伝えている。しかも、”タップしてクリック” というオプションが用意されていることから、この新型Smart Keyboardは以前に噂のあったトラックパッド付きのものである可能性が高い。
この記述が見つかったのが 「iOS 14」 であることから、トラックパッド付きSmart Keyboardは2020年秋以降に発売するものとみられる。「iOS 14」 は例年どおりであれば2020年9月にリリースされるが、今年はCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響で次期フラグシップiPhoneの発売が遅れると予想されているため、それに伴い 「iOS 14」 のリリースも後ろ倒しになる可能性がある。
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