現地時間1月7日、Appleは 「iOS 14.2」 および 「iOS 14.2.1」 のSHSHの発行を終了した。これによって、各種iOSデバイスは 「iOS 14.3」 よりも前のバージョンに復元することができなくなっている。
「iOS 14.2」 「iOS 14.2.1」 のSHSHの発行が終了
SHSHとはiOSの復元に必要な許可証。Appleは基本的にiOSの最新版をリリースしてから数週間以内に、過去バージョンのSHSHの発行を終了する傾向にある。これは最新バージョンへの移行を促し、ユーザーの持つデバイスのセキュリティの向上や不具合を解消するために行われているのだが、裏を返せばSHSH発行が終了してしまうことで以前のバージョンで復元することができなくなることを意味する。
今回Appleは 「iOS 14.2」 「iOS 14.2.1」 のSHSH発行を終了したため、現状ではiOS 14.3以降のバージョンにしか復元ができない。旧OSでiPhoneを復元しようとしていた方は注意が必要だ。