9月4日、スペシャルイベントを前にAppleの内部文書と思われるものが流出し、新型iPhoneの正式名称などが明らかになっている。
同文書が本物かどうかは定かではないものの、iOS 13やmacOS Catalina 10.15など次期OS群のリリース日なども明記されている。当記事ではこれらのリリース日などに焦点を当て、OSの配信スケジュールをまとめてみた。
次期OS群の今後の配信スケジュールが判明か
内部文書をリークしたLatest Apple Software Beta News/Updates(@AppleBeta2019)によると、まずはiOS 13・iPadOS 13・watchOS 6の正式版が現地時間9月23日にリリースされるという。
tvOS 13に関しては言及されていないが、おそらく同時にリリースされるものとみられる。macOS 10.15 Catalinaの正式版のリリースは9月23日以降になるようだ。
iOS 13の正式版のリリースに伴い、iOS 12.4の署名は現地時間2019年9月30日に停止される予定であるとのこと。
EXCLUSIVE Breaking News:
Here is the Product Development Timeline which lists up to November what to expect, without specific dates however. pic.twitter.com/AXAS95YpII
— Latest Apple Software Beta News/Updates (@AppleBeta2019) September 3, 2019
また、Appleは各OSの正式版のリリース前に開発者向けベータ版でGold Master版をリリースする傾向にあるが、iOSに関しては現地時間8月21日に配信したiOS 13 Beta 8がそれにあたるバージョンになり、改めてGold Master版がリリースされることはないものとみられる。
ちなみに、すでに開発者向けには 「iOS 13.1 Beta」 の配信が開始されている。iOS 13のベータ版を利用し続けている開発者向けには、セキュリティアップデートを含んだiOS 13.0.1 Betaが10月にリリース予定となっているようだ。
そして、10月に入るとiOS 13.1・iPadOS 13.1・watchOS 6.1が正式リリースとなる。iOS 13やiPadOS 13、watchOS 6では実装できなかった新機能や細かい変更などが含まれるものとみられる。
これらのスケジュールを簡単にまとめると以下のとおり(日付は全て現地時間)。
Latest Apple Software Beta News/Updatesが伝えたリーク情報
9月23日:iOS 13・iPadOS 13・watchOS 6・tvOS 13正式リリース
9月23日以降:macOS Catalina 10.15正式リリース
9月30日:iOS 12.4の署名が停止
10月:開発者向けにiOS 13.0.1(Beta)がリリース
10月:iOS 13.1・iPadOS 13.1・watchOS 6.1が正式リリース
※備考:次期iPhoneには 「iOS 13.1」 が搭載予定。既存iPhoneへの配信は上記のとおり10月を予定?
ちなみに、今回リークされたAppleの内部文書が偽物である可能性もあるため、確信を持つのはまだ時期尚早と言えるだろう。
今後のOSの配信スケジュールについては、現地時間9月10日に開催されるAppleのスペシャルイベントでいくらか判明する予定だ。次期OSの新機能に期待している方は必ず情報をチェックしておこう。
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