6月4日、Appleは米サンノゼで開催中の 「WWDC 2019」 の基調講演で次期iOSこと 「iOS 13」 を発表したが、同社は基調講演後に 「iOS 13」 のデベロッパーベータ版を公開した。
このベータ版から、Appleが基調講演で発表しなかった 「iOS 13」 の詳細が徐々にわかってきており、9to5Macの報告から、「iOS 13」 には合計で8つの壁紙が新たに実装される予定であることがわかった。
iOS 13には8種類の新しい壁紙が追加
上記が追加された壁紙。壁紙は大きく分けるとモノクロと緑、赤、青の4種類。背景がそれぞれ白のものと黒のものが用意されているため、全部で8種類存在することになる。
背景が黒のものはダークモード時、白のものは通常時に利用することが可能だという。これらの壁紙は9to5Macの記事からダウンロードが可能だ。
ちなみに、ユーザーの写真を壁紙として設定する際についてだが、ダークモードを利用している時はやや黒めの描写にすることができるとのこと。壁紙の設定項目内に 「Dark Appearance Dims Wallpaper」 という項目が用意されているため、このトグルをオンにすることで同機能を利用可能だ。
さらに、9to5Macの報告によると 「iOS 13」 には3つの新しいアニ文字が追加されることがわかっている。新しく追加されるのはタコと牛とネズミの3種類。これらはiPhoneやiPad Proなどの顔認証機能 「Face ID」 が搭載されている端末で利用できる。
また、「iOS 13」 からはアニ文字やミー文字をステッカーとして送信できる機能も発表されており、当然今回の新しいアニ文字も同様にステッカーとして利用することが可能だ。上記画像を見ればお分かりいただけるように、ミー文字をステッカーとして送信する際は泣いていたり眠っていたりと多彩な表現ができるようになっているようだ。
「iOS 13」 と 「iPadOS」 は本日からデベロッパープレビューが開始されている。また、7月にはパブリックプレビューが公開される予定になっており、正式リリースは今秋を予定している。
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