現地時間9月22日、Appleは 「iOS 13.7」 および 「iPadOS 13.7」 のSHSHの発行を終了した。これによって、各種iOS/iPadOSデバイスは 「iOS 14」 「iPadOS 14」 よりも前のバージョンに復元することができなくなっている。
SHSHとはiOSの復元に必要な許可証。Appleは基本的にiOSの最新版をリリースしてから数週間以内に、過去バージョンのSHSHの発行を終了する傾向にある。これは最新バージョンへの移行を促し、ユーザーの持つデバイスのセキュリティの向上や不具合を解消するために行われているのだが、裏を返せばSHSH発行が終了してしまうことで以前のバージョンで復元することができなくなることを意味する。
冒頭でもお伝えしたように、Appleは今回 「iOS 13.7」 のSHSH発行を終了したため、現状ではiOS 14以降のバージョンにしか復元ができない。旧OSでiPhoneを復元しようとしていた方は注意が必要だ。