Appleの最新OS「iOS 12」は、先月12日の段階で半数以上のユーザーに行き渡ったことが明らかになっていたが、今月1日には全体の60%のユーザーが同OSを利用していることが明らかになった。
現地時間10月31日、Appleは開発者向けサポートページで最新iOSのバージョン別シェアを公開。このデータによると、「iOS 12」は全体の60%のiPhoneにインストールされていることが判明。
また、前回レポート公開時と同様に「過去4年間に発売したデバイス」のバージョン別シェアも公開されており、データでは63%以上のデバイスに「iOS 12」がインストールされたことが明らかになった。わずか2週間半の間で、10%以上のユーザーが最新iOSをインストールしていることになる。
これは前バージョンの「iOS 11」に比べて、早いペースでユーザーに浸透していることを示す。ただし、「iOS 12」をインストールしている「iPhone XR」が発売したことが影響した可能性も大きそうだ。
「iOS 12」の魅力は安定感の向上と高速化。特に高速化に関しては旧iPhoneに大きな効果があり、iPhone 6sではアプリの起動は最大40%、キーボードの表示は最大50%、ロック画面からカメラを起動する動作は最大70%早くなるとされている。これらがユーザーから評価された可能性が高い。
「iOS 12」の詳細についてはこちらの記事から確認を。ちなみに、先日には「iOS 12.1」が公開されており、複数の新機能が追加されている。
【新機能まとめ】「iOS 12.1」 の覚えておきたい4つの新機能 グループFaceTimeや70以上の新絵文字など
10月31日、Appleは正式版「iOS 12.1」を一般ユーザー向けにリリースした。 「iOS 12.1」は事前のアナウンス通り70を超える新絵文字が追加され、「iOS 12.0」で実装が見送られていた「グループFaceTime」機能が利...