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「iOS 12」の「通知機能」に焦点を当てたコンセプト画像が公開

来月5日、Appleは「WWDC 2018」のオープニングを飾る基調講演で、次期iOSの「iOS 12」をお披露目するとみられている。

同OSについてはリーク情報が少ないため、どのような新機能が追加されるのかほとんど分かっていない状態だが、以前からユーザーから要望のあった「通知」周りの改善を願って、BirchTreeが同OSのコンセプト画像を公開しているので紹介したい。

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通知機能に焦点を当てた「iOS 12」のコンセプトが公開

早速、BirchTreeのコンセプト画像を確認していこう。

まずはロック画面の通知上に表示される時計について。現行、この箇所には「時計」が中央寄せで表示される仕組みになっているが、この時計を左寄せにして、右側に天気を表示できるようにするというもの。

天気は、今でも通知画面を右スワイプすることで表示される「ウィジェット」を活用することで確認することが可能だが、通知上に表示されるようになることで、確認までの手間を減らすことができるはずだ。

そして通知自体にも変更が。現行の「iOS 11」では、通知は時系列表示になっており上から下にかけて古い通知が表示される仕組み。しかし、「iOS 12」では通知は完全なる時系列順ではなく、アプリごとにまとめることが可能になるという。

例えば、MattさんとBethさんから計4つのメッセージが届いており、それらを一目で確認可能。通知をタップすることで、ロック画面の状態からメッセージに返信することもできるという。

Twitterの場合は以下のようなイメージに。「いいね」や「リプライ」などの通知が、一覧できるようになっている。最大4件の表示に対応し、ロック画面がTwitterの通知に埋もれないようになっているのも便利。、

ちなみに、BirchTreeはこれらの通知を従来の時系列順に戻すことができることを希望している。変更は設定アプリから。

どちらかというと、通知機能の「向上」というよりは現状の通知機能の「改善」に焦点が当てられているのが同コンセプトの特徴だ。

ちなみに、これまで毎年のように大型アップデートが実施されてきたiOSだが、今年に関してはクオリティの向上に重点を置いた「マイナーアップデート」になることが予想されている。

その原因を生んだのは「iOS 11」で、昨年秋に同OSがリリースされたあと、多数のバグや不具合が発見されたことから、Appleはこれまでの開発方針に変更を加えたと報じられている。よって、今年の「WWDC 2018」は、例年に比べて少々物足りない発表になってしまうかもしれない。

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[ via 9to5Mac ]