本日未明、開発者向けに配信が開始された 「iOS 12.2 beta 2」 には4種類の新アニ文字が追加されたことがすでに判明しているが、その他にもロック画面に関する変更が存在することがわかった。
海外メディアMacRumorsによると、「iOS 12.2 beta 2」 のロック画面に表示される時刻の下に、「バッテリー残量」 が表示されるようになっている。
ロック画面で日付・曜日の代わりにバッテリー残量が表示
これまでは、iPhoneを充電している最中は 「バッテリー残量」 が表示され、充電していない時は 「曜日・日付」 が表示される仕様だった。しかし、「iOS 12.2 beta 2」 では充電しているかどうかは関係なく 「バッテリー残量」 を表示する仕様に変更されている。
この変更は、iPhoneの画面で日付や曜日を頻繁に確認していたユーザーにとって、やや不便なものとなりそうだ。もちろん、画面のロック画面でしばらく待つと、通知などと一緒に曜日や日付が表示されるのはこれまでと変わらないため、ロック画面で曜日や日付を完全に確認できなくなったわけではない。
ただし、「iPhone X」 でベゼルレスデザインを採用してから、iPhoneはバッテリー残量が確認しづらくなったのも事実で、これに不満を感じているユーザーも多い。この不満を解消するため、Appleはまずはバッテリー残量を表示し、次に曜日と日付を表示するように変更したのかもしれない。
一方で、この変更はApple側の単なるミスである可能性もある。まだ開発者向けベータ (しかもbeta 2) であることから、この動作は次のベータ版で修正されるかもしれない。不具合かどうかの答えは、来週あたりに配信される 「iOS 12.2 beta 3」 で明らかになるだろう。
【追記 (2019/02/06 1:20)】
「iOS 12.2 beta 2」 のリリースノートによると、ロック画面で日付・曜日の代わりにバッテリー残量が表示されるのは不具合であり、iPhoneを再起動すると元に戻るとのこと。同不具合は次回のベータ版で修正予定のようです。
— Ben 🌐 (@benw__) 2019年2月4日