12月6日、Appleは正式版 「iOS 12.1.1」 の配信を一般ユーザー向けに開始しているが、まだアップデートしていないユーザーは少しだけアップデートを様子見した方が良いかもしれない。
Forbesによると、iOS 12.1.1にアップデートした複数のユーザーから、一部もしくは全てのアプリでモバイル通信が利用できないという不具合が報告されているとのこと。
アプリでモバイル通信ができない不具合が発生中
モバイル通信が利用できない不具合は世界中のユーザーから報告が相次いでおり、不具合の規模は比較的大規模である印象。いずれも 「iOS 12.1.1」 へのアップデート後に発生していると報告しているユーザーが多い。
モバイル通信ができないアプリは多岐に渡っているが、ユーザーによって症状が異なる。ほとんどのアプリで通信ができないという報告もあれば、TwitterやAmazonなどのアプリでは通信できないものの、Google関連のアプリでは通信できるという報告もある。
Sad to report this but the broken 4G experience is all over my phone. 90% of websites on work on mobile 4G data. Apps like Twitter, amazon and so many others aren’t working but all Google related apps are running smoothly and so is WhatsApp! I’m clueless now.
— Arijit Ghosh (@Arijit1110) 2018年12月7日
この不具合に遭遇した多くのユーザーがTwitterの@AppleSupportに不具合の詳細を報告しており、それらに対してAppleはキャリア設定のアップデートを勧めている。しかし、それだけでは不具合の解消には至っていないようだ。現時点でもまだ不具合は続いており、多くのユーザーが不満の声をあげている。
Forbesによると、この不具合は 「iOS 12.1.1」 のベータ版の時点から存在しており、Appleは正式リリース前から同問題について把握していたのではないかと指摘している。
もしAppleが把握しているのであれば、比較的すぐに不具合を解消する最新バージョンがリリースされることが予想される。冒頭でも述べたが、まだ 「iOS 12.1.1」 へのアップデートを完了していないユーザーは、アップデートを待ったほうが良さそうだ。