現地時間6月25日、AppleはiOS向けに配信しているiWorkアプリをアップデート。Keynote、Numbers、Pagesの各アプリに対して、複数の新機能を追加している。
大きな変更点としては、Apple Pencilの用途を描画または選択とスクロールから選択できるように。また、Apple Pencil (第2世代) の場合は、ダブルタップすることでオプションの切り替えも可能になった。
そのほかテキストに関する新機能、変更点も加えられている。各アプリの変更点は以下の通りだ。
iOS版 「iWork(Ver. 5.1)」 の共通の新機能
•テキストをグラデーションやイメージで塗りつぶしたり、新しいアウトラインのスタイルを適用したりして、テキストのスタイルを設定できます。
•イメージ、図形、方程式をテキストボックス内に配置して、テキストと一緒に移動させることができます。
•顔の検出機能を使って、写真の被写体がプレースホルダやオブジェクト内にインテリジェントに配置されます。
•Apple Pencilの用途として描画または選択とスクロールから選択できます。対応するApple Pencilを使ってダブルタップすることで、それらのオプションを切り替えることもできます。
•新しいグラフ編集機能を使って、個々の系列のスタイルを変更したり、列の間隔を調整したり、トレンドラインを追加したりできます。
•表内でセルの枠線の外観を調整できます。
•新しい行頭記号タイプを選んだり、行頭記号のサイズやカラーを変更したり、カスタムの行頭記号を作成したり、インデントレベルを調整したりして、リストをカスタマイズできます。
•“スペルを追加”を選択すると、スペル辞書に単語を追加できます。
「Keynote(Ver. 5.1)」 だけの新機能
•プレゼンテーションでの共同制作中にマスタースライドを編集できます。
「Numbers(Ver. 5.1)」 だけの新機能
•強化された128ビット計算エンジンにより、正確さが大幅に向上しています。
•スプレッドシートで、テキストからほかのシートへのリンクを作成できます。
•フィルタリングされた表に行を追加できます。
「Pages(Ver. 5.1)」 だけの新機能
•ページレイアウト書類で、テキストからほかのページへのリンクを作成できます。
•ページやセクションを書類間でコピー&ペーストできます。
•マスターページを再適用して、テキストプレースホルダやメディアプレースホルダをデフォルトのスタイルと配置に戻すことができます。