先日、「iOS 10」内の一部ソースコードにダークモード関連の内容が見つかっており、コードを適用させることで無理矢理ダークモードにできることをお伝えしたが、今度は「設定」アプリをダークモードにすることに成功したようだ。
先日、「iOS 10」のダークモードに関する記述を見つけたAndrew Wiik (@Andywiik)氏が「設定」アプリをダークモードにしたことを報告しているので詳細をお伝えする!
「ダークモード」は「iOS 11」でリリースされる可能性も
Andrew Wiik氏が公開したのは以下のスクリーンショット。
UIを見る限り、どう見ても「設定」アプリなのだが、現行のUIと違い黒が基調の「ダークモード」仕様になっている。
Appleが「ダークモード」をいつ頃リリースする予定なのかは現段階では不明となっているが、ここまで作り込まれたデザインがすでに「iOS 10」に埋め込まれているということは、割と近い将来にリリースされる可能性がある。
iOS 10 Simulator Settings App #darkmodeconfirmed pic.twitter.com/Pf7qXyuxAK
— Andrew Wiik (@Andywiik) 2016年6月18日
ただ、この「ダークモード」は背景色が完全な黒になっていることから、Appleが2017年に発売するとされている「有機ELディスプレイを採用した新型iPhone」であれば、通常の消費電力を大幅に引き下げることができる可能性がある。そうなると、電池持ちが大きく改善されるかもしれないので、ユーザーにとってはデザイン面以外のメリットもありそうだ。
Appleは、この新型iPhoneの登場と同時に「ダークモード」をリリースすることを計画しているかもしれない。そうなると、2016年秋頃の「iOS 10」の正式リリースでは同機能は登場しない可能性もありそうだ。
ダークモードの登場を心待ちにしていた僕としては少し複雑な気持ちだが、現行の「ダークモード」は見る限りUI面で改善しなくてはいけない点が多くあるように思う。今すぐに触ってみたいものだが、よりブラッシュアップされた正式版ダークモードがリリースされるまで、じっくり楽しみに待つことにしよう!
[ via 9to5Mac ]