Instagram、「サブスクリプション」 日本で提供開始。ファンのサポートで収益化できるクリエイター向け機能

米国時間7月24日、Instagramは 「サブスクリプション」 機能を日本を含む10カ国で今後数週間のうちに提供開始すると発表した。日本では、本日より順次利用できるようになる。

スポンサーリンク

Instagramの 「サブスクリプション」 日本含む10カ国で提供開始へ

「サブスクリプション」 は、2022年11月より米国で導入された、ファンのサポートで収益化できるクリエイター向け機能。米国での導入後、イギリスやオーストラリア、カナダでテストが行われていたが、日本のユーザーは対象国のクリエイターが提供するサブスクリプションに登録することのみが可能で、日本のユーザー自身が収益化することはできなかった。

新たに提供がはじまる国は、オーストラリア、ブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、メキシコ、スペイン、イギリス。テストが実施されていたイギリスやオーストラリア、カナダは今回改めて正式ローンチになるかたち。

同機能を利用することで、クリエイターは登録者に対して限定コンテンツなどの特典を提供できるようになる。

「サブスクリプション」 で提供できる機能は以下のとおり。

  • 限定コンテンツ (フィード投稿、ストーリーズ、リール動画、ライブ配信)
    様々なフォーマットの投稿を、登録者のみに限定公開することができます。登録者は、クリエイターのプロフィールにある王冠マークのタブから該当する投稿を見ることが可能です。
  • 登録者限定のハイライト
    登録者が最新の投稿を見逃すことがないよう、サブスクリプション限定で公開されたストーリーズが自動的にハイライトに保存されます 。
  • 登録者向けの一斉配信チャンネルとチャット
    多数のファンと交流できる一斉配信チャンネル (今年6月に導入) を使って、登録者限定のチャンネルを設定できます。また、DMのチャットグループに最大250人の登録者を招待し、双方向にやりとりしたり、ファン同士の交流を促すことも可能です。クリエイターが運用しやすいよう、チャットは7日、14日など期間を設定することができ、期限を過ぎるか、クリエイター自身が早期に終了すると、参加している登録者はメッセージを送ることができなくなります (ただし、既存のやりとりはチャットが終了しても閲覧可能) 。
  • 登録者バッジ
    サブスクリプションに登録しているアカウントが投稿したコメントやメッセージは、アカウント名の横に紫色のバッジが表示されます。誰が登録しているのかが簡単に分かるため、優先的に返信するなどのアクションがしやすくなります。

登録料金はクリエイター自身が設定することが可能、利用を開始するとプロフィールに 「サブスクリプション」 ボタンが表示される仕組み。

利用するにはプロアカウント (クリエイターアカウントもしくはビジネスアカウント) を設定しており、Instagramのパートナー収益化ポリシーを含む要件を満たしていることが必要。プロフィールに表示される 「プロフェッショナルダッシュボード」 を選
び、「ツール」 にサブスクリプションが表示されているかどうかを見ることで、利用資格があるかを確認することができる。

関連記事
「Meta認証」 日本でも提供開始。InstagramとFacebookでなりすましを防止する認証バッジ、月1,592円
MetaのTwitter対抗SNS 「Threads」 がサービス開始。入力できるテキスト数は半角1,000文字/全角500文字

▶︎ 最新iPhoneの予約・購入は以下の公式オンラインショップから!24時間受付中!

(画像提供:Instagram)

InstagramIT
FOLLOW US
タイトルとURLをコピーしました