｢Insta360 X4｣ が発売。8Kで360度撮影できる新型アクションカム、バッテリー駆動時間やWi-Fi転送速度など先代から大幅進化
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Insta360 Japanは4月16日、新型アクションカメラ ｢Insta360 X4｣ を発表。同日より販売を開始した。価格は79,800円(税込)。
｢Insta360 X4｣ 8K/30fpsで360度撮影。先代モデルから随所で進化した新型アクションカム
｢Insta360 X4｣ は、2022年に発売した ｢Insta360 X3｣ の後継モデル。最大の進化は360度撮影の解像度が5.7Kから8Kに進化し、そして駆動時間も81分から135分になるなど性能面が大幅に向上している点がポイントになる。
｢Insta360 X4｣ は、デバイス本体のおもて・裏にそれぞれひとつずつの魚眼レンズを搭載し、撮影したデータを合成することで、カメラの周囲360度をぐるっと撮影できるアクションカメラだ。
搭載されたカメラのセンサーサイズは1/2インチ。焦点距離は6.7mm (35mm換算)。絞り値はf1.9。
360度撮影のほかにも、セルフィー動画の撮影やシングルカメラモードで一般的なアクションカメラのように撮影することができる。
360度撮影は、4K/100fps、5.7K/60fps、8K/30fpsに対応。従来は3K/100fps、5.7K/30fpsまで対応していたことから、これだけでも大幅に性能が向上したことがお分かりいただけると思う。また、ビットレートも最大120Mbpsだったのが、最大200Mbpsに引き上げられている。
また、360度撮影をした際に映り込む自撮り棒を消す ｢見えない自撮り棒｣ も引き続き利用可能だ。本機能のおかげで、ドローンやカメラマンがいなくとも三人称視点を簡単に撮影でき、｢ミーモード｣ を利用すると、自撮り棒を見えないままで被写体をフレームの中心に自動で収められる。
Insta360アプリに搭載されているリフレーミングツールを利用することで、撮影した映像素材のなかから好きなアングルで動画を作り出すことができるほか、7200万画素による360度静止画も撮影可能だ。AIノイズ低減も盛り込まれ、従来よりもキレイに撮影することができる。
｢シングルレンズモード｣ は、一般的なアクションカメラのような使い方をする際に使用するモードだ。解像度は4K/60fpsあるいは超広角の場合は4K/30fpsでの撮影ができる。
アクションカメラは、激しい動きのなかでもキレイに撮影することが求められる。そんなときに便利なのが ｢FlowState手ブレ補正｣ と ｢360度水平維持｣ 。ランニングやサイクリング、スキー、スノーボードなど激しい動きを伴うアクティビティにおいても美麗な映像を撮影することができる。
さらに、スローモーション撮影機能である ｢バレットタイム｣ は最大5.7K/120fpsもしくは3K/240fpsでの撮影が可能になった。タイムラプス撮影も8Kから11Kに、タイムシフトも5.7Kから8Kへと進化している。
本体には、タッチ操作に対応した2.5インチの液晶画面が搭載。従来のX3が2.29インチだったため、操作性や見えやすさが向上している。画面を覆うカバーガラスはCorningのGorilla Glassを採用した。
内蔵バッテリー容量は1,800mAhから2,290mAhになり、駆動時間は先代モデルの81分から135分に伸びた。また、Wi-Fi転送機能も19Mbpsから30Mbpsへ高速化が果たされている。
レンズガードは、従来の粘着式から着脱可能なものに変更された。標準のレンズガードに加えて、強化ガラスで覆うプレミアムレンズガードが別売りで用意される。
防水性能はカメラ単体で水深10mまで耐えられるほか、別売りの｢見えない潜水ケース｣ を利用することで50mまで耐えられるという。また、バッテリー駆動時間が短くなる寒冷地での使用については、-20℃ (-4℉) まで使用できるという。
｢Insta360 X4｣ の価格は79,800円(税込)。Insta360.com公式ストアをはじめ、Amazon.co.jpや楽天市場など各社オンラインショップ、全国の量販店 (一部店舗を除く) で購入が可能だ。
(画像：Insta360)
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